松葉屋本店、純米吟醸 & 特別純米の北信流 / 長野 上高井郡小布施町 江戸中期創業 (1700年代)

長野県北東部の上高井郡は、江戸時代は信濃松代藩・信濃須坂藩・幕府直轄領等で、明治初期の郡発足時には現在の須坂市・長野市松代町等を含んでいましたが、現在は小布施町(おぶせまち)及び山田温泉等の信州高山温泉郷で知られる高山村の1町1村が属しています。県内最小面積自治体の小布施町は幕府直轄領だった江戸時代には千曲川舟運や菜種油・綿布生産で交通・経済の要所として栄え、晩年4年間在住した葛飾北斎・小林一茶等の文化人を豪商が招き、今も町内に北斎館等12の美術館・博物館や古刹等があって多くの観光客で賑わっています。農作不適土壌で室町期に取り寄せた丹波栗の苗木が育って将軍家献上品にもなった栗や林檎・葡萄等が特産で、純栗羊羹・純栗かのこ等の栗菓子や栗おこわ・落雁(楽雁)・ワイン等の名物があり、町内には老舗の飲食店・複数の和洋菓子店・酒蔵などが残っています。

江戸中期創業、明治期に小布施にやってきた酒蔵 松葉屋本店 (まつばやほんてん)

北斎館入口のバス停から徒歩2分ほど、小布施駅から徒歩9分ほどの場所にある 松葉屋本店。江戸中期(1700年代)に現在の長野県中野市で創業し、明治初期に小布施にやってきた酒蔵です。明治期に中野では中野騒動という一揆があったそうでそのタイミングで小布施にやってこられたとのこと。江戸期は松代藩御用達の酒蔵だった歴史も伝統もある酒蔵です。現在は北信流・本吉乃川が代表銘柄となります。

という、松葉屋本店さんの外観です。元々他の方が営まれていた蔵にそのまま引っ越してこられたそうですよ(この建物がそれかは不明)。 店内に入りました。売店スペースには所狭しと日本酒が並べられています。酒蔵のお酒コーナーは一升瓶と四合瓶中心のお店が多い中、松葉屋本店さんは180mlの小サイズの商品が複数置いてあり旅行者に優しいお店だなぁ、と思った記憶があります。 お店の作り的に、良い感じで自然光を取り入れられていて、狭いながらもとても居心地の良い空間でした。

で、購入したものその1、純米吟醸の北信流です。
ロゴ部分をアップで。ラベル横には1度火入れと書かれています。スッキリ系の飲みやすいタイプ。吟醸香もしっかり感じられる、良いお酒!って飲み口です。
そして特別純米酒の北信流です。 こっちもスッキリ系ですが、複雑みもあってこちらの方が個人的には個性を感じました。美味しかったです。

長野の日本酒の学びが足らない状況ではありますが、比較的に強い味が多いなぁという印象があります。山の幸や濃い目の味と合わせることが想定されているのかな、なんて感じています。長野は宿泊したことがまだあまりないので、今度は地元の食べ物を食べつつ地元のお酒を山ほど飲みたいなぁ。

———松葉屋本店 基本情報———-
〇創業年 江戸中期創業 (1700年代)
〇営業時間
・9:00 – 17:00
※定休日なし
〇住所
長野県上高井郡小布施町小布施778
(公式サイト)⇒ 松葉屋本店 北信流ニュース

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