桝一市村酒造場、スクウェア・ワン & 白金を飲む / 長野 上高井郡小布施町 1755年創業 (宝暦5年)

長野県北東部の上高井郡は、江戸時代は信濃松代藩・信濃須坂藩・幕府直轄領等で、明治初期の郡発足時には現在の須坂市・長野市松代町等を含んでいましたが、現在は小布施町(おぶせまち)及び山田温泉等の信州高山温泉郷で知られる高山村の1町1村が属しています。県内最小面積自治体の小布施町は幕府直轄領だった江戸時代には千曲川舟運や菜種油・綿布生産で交通・経済の要所として栄え、晩年4年間在住した葛飾北斎・小林一茶等の文化人を豪商が招き、今も町内に北斎館等12の美術館・博物館や古刹等があって多くの観光客で賑わっています。農作不適土壌で室町期に取り寄せた丹波栗の苗木が育って将軍家献上品にもなった栗や林檎・葡萄等が特産で、純栗羊羹・純栗かのこ等の栗菓子や栗おこわ・落雁(楽雁)・ワイン等の名物があり、町内には老舗の飲食店・複数の和洋菓子店・酒蔵などが残っています。

1755年創業、葛飾北斎の創作をサポートした酒蔵 桝一市村酒造場 (ますむらいちむらしゅぞうじょう)

北斎館入口のバス停から徒歩3分ほど、小布施駅から徒歩9分ほどの場所にある 桝一市村酒造場。1755年(宝暦5年)に創業した日本酒蔵です。この当時に作られた「上の蔵」は、現在も酒造りに使われています。小布施は葛飾北斎が最晩年に創作活動を行った場所になりますが、そのサポートをしていたのが桝一市村酒造場の12代当主・高井鴻山(市村三九郎)氏となります。また同じ小布施にある菓子店・小布施堂さんは、桝一市村酒造場さんの創業家が立ち上げた会社となり、小布施にとても貢献度の高い家系となります。

という、桝一市村酒造場さんの外観です。雰囲気ありまくりでめっちゃカッコ良い。
入り口を正面から。奥に木桶が見えますね。同店は左側が販売店、右手側が立ち飲みカウンターのような感じになっています。

まずは販売店の方え。それぞれデザインにエッジが立っていて、めっちゃ可愛いな。

少し価格が見える感じで。白金は13,200円なので、かなり高級な日本酒となりますね。

で、隣の立ち飲みコーナーに行きます。え、白金あるじゃない。山廃仕込みの純米酒になります。1杯350円はかなりリーズナブル。

せっかくなので、白金とスクウェア・ワンを1杯ずつ頂きました。

まずはスクウェア・ワンから。桝一を英語で書くと、スクウェア・ワンになるってことですね。こちらは特別純米酒です。懐かしい味を狙ったという説明通り、昔ながらを感じる美味しさです。
そして、高級酒である白金。創業期の看板銘柄を復活させたものです。山廃仕込みなので、複雑な旨みを感じます。グイグイ行くというより、じっくりと旨みを感じながら飲みたい味わいです。

桝一市村酒造場さんのことは知っておりましたし、お酒買いたいな、と思って訪問したのですが、こんなお得な立ち飲みスタイルで飲めるのは知りませんでした。ここは日本酒好きな方なら、小布施行くなら絶対に行った方が良い場所ですね。私もきっと再訪すると思います。

———桝一市村酒造場 基本情報———-
〇創業年 1755年創業 (宝暦5年)
〇営業時間
・9:30 – 17:00
※定休日なし
〇住所
長野県上高井郡小布施町小布施807
(公式サイト)⇒ 桝一市村酒造場

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です