天麩羅はちまき、ランチのお得な穴子海老天丼が最高 / 東京 千代田区神田神保町 1931年創業(昭和6年)

江戸時代は武家屋敷町で、旗本の神保長治氏の屋敷があったことに由来する千代田区神田神保町。近隣の駿河台地区にかけて各種の学校や大学が集積していますが、それらの私立大学が明治初期に法律学校として相次いで開設された際に、古書も含めた法律書の書店が次々に生まれ、やがて多くの一般書・専門書の新刊書店・古書店が建ち並んで、今や世界最大規模の神田古書店街を形成しました。和洋中の飲食店も数多く建ち並び、平成中期以降は神田小川町など近隣にかけてカレー料理店も多く集まってきました。一方で古風で特色ある喫茶店も多く、老舗の飲食店や和菓子店なども残っています。

1931年創業、江戸川乱歩が愛した老舗店 天麩羅はちまき

都営三田線・新宿線の神保町駅から徒歩3分ほど、JR中央・総武線の御茶ノ水駅から徒歩5分ほどの場所、すずらん通り沿いに店舗を構える 天麩羅はちまき。1931年(昭和6年)、神田の割烹・魚安で修業した青木寅吉氏が、神田駅前創業した天ぷら屋さんです。創業のきっかけは魚安在籍時に関東大震災が起こり店が廃業したため独立された形です。そんなお店は東京大空襲で焼失し、神田の闇市での屋台営業を経て、神保町の現在の店舗を再開されています。

 

という天麩羅はちまきさんの入り口です。老舗店ですがランチタイムはかなりリーズナブルなんです。
こちらが訪問時の価格です。この時は天丼が900円でした(25年12月現在は800円と値下げされているような)。
店内には創業者青木氏(写真手前左側の白い服にはちまきの方)とその右隣に江戸川乱歩が写っています。創業者の青木氏は、東京作家クラブの後援者で作家と付き合いが深く、昭和20年代には江戸川乱歩を中心とした毎月27日に集まる二七会がはちまきの2Fで行われていたのだとか。そのため、このお店には江戸川乱歩・井伏鱒二等のサインが飾られています。 という話は置いておいて、オーダーしたものを。私は穴子海老天丼をオーダーしました。かなり大ぶりな穴子が踊り、海老が立っています。なんという豪華さ。

もう一枚アップでどうぞ。食べたくなっちゃうでしょ?
一緒に訪問した方が天麩羅定食をオーダーしていたので、写真を撮らせてもらいました。こっちも美味しそうだ。
天麩羅はちまきさんは、浅草のごま油100%のこってり系ではなく、コーン油と胡麻油のブレンドと思われるややあっさり目の仕上げでした。午後の仕事のことを考えると、気兼ねなく食べられるこの揚げ方も好きだなぁ。と、こんな美味しい天麩羅が、ランチタイムだと物によっては1000円以下で食べられるとかすごい話だと思います。老舗店は敷居が高くて、と思っていらっしゃる方にこそ、是非行ってもらいたいです。

———天麩羅はちまき 基本情報———-
〇創業年 1931年創業 (昭和6年)
〇営業時間
・11:00 – 20:00
※火曜日 定休日
〇住所
東京都千代田区神田神保町1丁目19−19 すずらん通りT&Aビル
(公式サイト) ⇒ 神田神保町 天麩羅 はちまき – 天麩羅

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