長野県北東部の上高井郡は、江戸時代は信濃松代藩・信濃須坂藩・幕府直轄領等で、明治初期の郡発足時には現在の須坂市・長野市松代町等を含んでいましたが、現在は小布施町(おぶせまち)及び山田温泉等の信州高山温泉郷で知られる高山村の1町1村が属しています。県内最小面積自治体の小布施町は幕府直轄領だった江戸時代には千曲川舟運や菜種油・綿布生産で交通・経済の要所として栄え、晩年4年間在住した葛飾北斎・小林一茶等の文化人を豪商が招き、今も町内に北斎館等12の美術館・博物館や古刹等があって多くの観光客で賑わっています。農作不適土壌で室町期に取り寄せた丹波栗の苗木が育って将軍家献上品にもなった栗や林檎・葡萄等が特産で、純栗羊羹・純栗かのこ等の栗菓子や栗おこわ・落雁(楽雁)・ワイン等の名物があり、町内には老舗の飲食店・複数の和洋菓子店・酒蔵などが残っています。
1808年創業、小布施栗菓子文化の発祥店の1つ 桜井甘精堂 (さくらいかんせいどう)
小布施・しんきん前のバス停から徒歩2分ほど、小布施駅から徒歩8分ほどの場所にある 桜井甘精堂。1808年(文化5年)に櫻井幾右衛門氏が創業した和菓子店で、小布施に現存する菓子店の中で最古参店の1つです。創業年には初代・櫻井幾右衛門氏が「栗落雁」を考案し、1819年に櫻井武右衛門氏が「栗羊羹」、明治に入って「栗かの子」と、今も小布施の栗菓子の中心となる数々を発明したお店として知られています。
という、桜井甘精堂さんの本店です。入ってすぐ売店で、右側にミニ博物館を併設しています。
看板部分をアップで撮りました。歴史と風格を感じますね。
店内に入りました。こちらは少しポーションの小さなお菓子かな。
ディスプレイはこんな感じ。栗羊羹といった昔ながらのお菓子から、洋菓子系まで幅広いラインナップがあります。新しいお菓子を作るDNAが刻まれているかのようです。
どれも美味しそうで全品食べ比べたくなる。

洋生菓子もありました。アイスとシュークリームって最高か。
シュークリームをアップでどうぞ。マロンクリームがたっぷり入っています。最高ですね。
で、購入したのがこちらです。背が高いw。ちょっと食べづらさはありましたが、抜群に美味しかったです。
食べ終えた後に再入店し、ミュージアム側へ。
こちら年表をアップで。栗が1300年代に持ち込まれたところから始まるのが素晴らしいですね。
全体像はこんな感じです。

別タイミングですが、お取り寄せで「ひとくち詰合わせ」を購入していたのでそちらも。
パッケージ裏側です。ひとくち栗かの子 & ひとくち栗ようかんのセットになります・
開けるとこんな感じ。どちらもくりの味濃いめでとっても美味しかったです。

桜井甘精堂さんは、小布施栗菓子の始祖のようなお店です。その歴史を引き続いで、今も新しいチャレンジをされている姿に感動しました。昔ながらの栗かの子も美味しいし、マロンシュークリームも最高だったし、言う事なしです。これからも新商品開発を頑張ってほしい!
———桜井甘精堂 基本情報———-
〇創業年 1808年創業 (文化5年)
〇営業時間
・8:30 – 17:00
※定休日なし
〇住所
長野県上高井郡小布施町小布施中町774
(公式サイト)⇒ 信州小布施で栗菓子二百年 桜井甘精堂
