菊壽堂義信、高麗餅は美しく美味しい / 大阪 大阪市中央区 天保年間創業 (1830 – 44年)

大阪市中央区は、大阪の伝統的業務地区で、1989年(平成元年)に110年間続いた旧東区と旧南区とが合併して生まれました。旧東区地域は谷町筋の東側が大阪城・難波宮跡や官公庁街で、北東端の城見には弁天島再開発の大阪ビジネスパークがあり、西側は各種産業の大企業本社が軒を連ねるオフィス街です。旧南区地域は堺筋の東側が問屋街と寺町で西側は心斎橋や道頓堀・千日前・宗右衛門町など難波(ミナミ)の繁華街です。歴史と伝統の町の中に老舗の飲食店・和菓子店などが多数残っています。

天保年間創業、歌舞伎役者が名付けた五色の餅菓子・高麗餅が名物 菊壽堂義信 (きくじゅどうよしのぶ)

地下鉄・北浜駅6番出口から徒歩3分ほど、高麗橋の路地に店舗を構える 菊壽堂義信。天保年間 (1830 – 44年)に船場で創業し、戦後現在の場所に移られた和菓子店です。名物の高麗餅は1959ねんごろに考案され、常連客の歌舞伎役者8代目・松本幸四郎氏が自身の屋号「高麗屋」にちなみ命名したとされます。暖簾も看板もないわからないと通り過ぎてしまいかねないひっそりとした店構えの同店は、「その日にできる数だけ」を作り売り切れ次第店を閉める、という穏やかなサイクルで運営されています。現在は18代目・久保哲也氏が店主を務められています。食べログ和菓子・甘味処WEST百名店2023の掲載店となります。

という、菊壽堂義信さんの外観です。知らないと通り過ぎてしまう可能性高いと思います。

店内に入りました。お持ち帰りだけでなく店内飲食も可能です。昔ながらの整った空間で、とても落ち着く。
こちらが名物の高麗餅です。後でオーダーした実物あるので、そちらの写真の方が見やすいかと。

夏に訪問しておりまして、かき氷・氷ぜんざい・氷しるこもラインナップされていました。次はそっちも食べたいぞ。
私は初訪問なので、名物の高麗餅をオーダーしました。5種類セットになっています。求肥をあんこで包んだお菓子になります。
少し寄り目の写真です。この手で握ったような形が特徴的ですね。上に乗っているのが抹茶餡です。下の4つが左から時計回りにいくと、つぶあん・胡麻あん・こしあん・白あんとなります。
5つともに甘さが穏やかで、上品な美味しさ。個人的には粒あん・抹茶餡が好みでした。粒あんの粒の立ち方が好きで、小豆の皮ごと愛して食べているような感覚になりました。丹波大納言を使っているとのこと。抹茶は程よい苦味がアクセントになっていて、さらに手が伸びる、という感じで。5つは少し多いかも、なんて思いましたが、全然杞憂で一瞬で無くなりましたとさ。また食べたい味です。

———菊壽堂義信 基本情報———-
〇創業年 天保年間創業 (1830 – 44年)
〇営業時間
・10:00 – 16:30
※土曜・日曜 定休日
〇住所
大阪府大阪市中央区高麗橋2丁目3−1
(公式instagram)⇒ 菊寿堂義信(@kikujudo_osaka) • Instagram写真と動画

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