神戸の地名は、現在の中央区三宮・元町周辺が古くから生田神社(中央区)の神封戸(じんふこ)集落“神戸(かんべ)”だったことに由来。市の最東部である東灘区は1950年(昭和25年)に武庫郡御影町・住吉村・魚崎町が神戸市に編入されて灘区の東であることから区名となりました。兵庫県の灘一帯には神戸市東灘区の御影郷(中郷)・魚崎郷(東郷)、灘区の西郷、西宮市の西宮郷・今津郷と5か所の酒造地・灘五郷(なだ ごごう)があり、上質の酒米(山田錦)・地下水(宮水)と六甲颪(ろっこうおろし)に恵まれ、江戸時代以降に清酒の名産地として栄えてきました。東灘区の白鶴酒造資料館・菊正宗酒造記念館や各蔵元には多くの見学者が多数訪れ、区内には老舗の飲食店・和菓子店などが残っています。
1885年創業、現存最古のウスターソースメーカー 阪神ソース
白鴎橋のバス停から徒歩1分ほど、阪神本線・深江駅から徒歩5分ほどの場所、東灘区本山南町に本社を構える阪神ソース。1885年(明治18年)に創業した、現存最古のウスターソースのメーカーとなります(国産初は1885年、ヤマサ醤油の8代目・濱口儀兵衛氏が開発したミカドソースが日本初とされているが、1年ほどで販売終了)。阪神ソースの創業者である、仙台藩・藩医であった安井家の十三代目・安井敬七郎氏が、ドイツ人工学博士ワークネル教授から「日本には美味しいソースがない」と言われたことを契機に、英国のリー&ペリン社に学びソース開発に至ったとのことです。安井敬七郎氏は東京・丸善に勤めており、丸善ではウスターソースを輸入していた際に、同じく明治期に発売された鳩ソースの開発にも関わった人物として名前を残しています。神戸のソース文化の中心メーカーの1社となります。
という、阪神ソースさんの敬七郎ウスターソースを購入しました。創業者の名前を冠した、明治30年当時のレシピをベースに作られています。
使われている写真含めて、どっしり感があって良い。
ボトルの裏側です。原材料は砂糖・野菜・果実(りんご・トマト・たまねぎ・にんじん・ガーリック)・醸造酢・食塩・香辛料です。
さらに別角度です。明治期のレシピですよ、というお話しですね。
取り出した図です。ウスターの中では粘度高めです。
敬七郎のウスターソースを味わったのは初めてでしたが、自然素材で作ったソースの中に、優しい甘さとスパイシーさが同居していて、物凄く美味しかったです。味に深みがある、というか。今回は揚げ物用・焼きそば用に使いましたが、こういういいソースはやっぱり漬けて使うのが良いですね。また食べたいです。
———阪神ソース株式会社 基本情報———-
〇創業年 1885年創業 (明治18年)
〇営業時間
・本社機能のため割愛
〇住所
兵庫県神戸市東灘区本山南町1丁目1−1
(公式サイト) ⇒ 阪神ソース株式会社 | 阪神ソース株式会社は現存する日本最古のソース会社です
