日本盛、鬼ころしを飲む / 兵庫 西宮市 1889年 (明治22年)

兵庫県南東部で阪神間の中間に位置する西宮市は、大正期から住宅開発が行われた高級住宅街。阪神タイガース本拠地であり、二大高校野球全国大会会場の阪神甲子園球場や、毎年1月9日から11日の十日戎で“福男選び”神事を行う西宮神社・日本書紀に創建の記述がある古社・廣田神社が全国に知られています。西宮の地名由来には、戎神を最初に祀っていた鳴尾や古代先進地域の津門から“西方の宮”説や、西宮の呼称が当初の平安京から西方の廣田神社等の神社群から変じて西宮神社(戎社)限定となったという説等の複数説があります。国内清酒生産量の約3割を占め、多くの大手酒造会社の発祥地・本社となっており、市内には多数の酒蔵や和菓子店などの老舗が残っています。

1899年創業、西宮の町おこしから生まれ、宮内庁御用酒「惣花」を今も作り続ける 日本盛

JR西宮駅から徒歩15分ほど、阪神・西宮駅から徒歩12分ほどの場所、西宮市用海町に本社、そしてレストラン兼直売店・酒蔵通り煉瓦館 花さかりを構える 日本盛。1889年(明治22年)、地元・西宮を盛り上げようとした若手有志が「西宮企業会社」として立ち上げたのが始まりです。その後、1896年に複数あった事業の中から酒造業に一本化され、社名を西宮酒造株式会社と変更されています。1913年には宮内庁御用酒「惣花(商標は今も東京・新川の加島屋さんが保有)」の詰元となりました。CM等で大きく知名度を広げ、2000年には社名を日本盛株式会社とされ、現在は日本酒に留まらず米糠由来の化粧品・米ぬか美人シリーズ等も手がけられています。

という日本盛さんの、おそらくもっと手頃なお酒・鬼ころしを買ってきました。名前は知っているけれど、飲むのは初めてです。かなりビジュアルインパクトが強い見た目ですね。
パッケージ横側です。原材料は国産の米・米こうじ・醸造アルコール等です。
ストローついてます。日本酒をストローで飲むの初めてかもしれない。
鬼ころしは昔ながらの日本酒感のある辛口系の食事酒っぽいやや辛口のテイスト。これで130円はかなり高コスパですね。昔からよく見る理由がよく分かりました。日本盛さんは昔から名前は知っていたものの、有志が立ち上げた会社であることや、宮内庁御用酒・惣花を今も造り続けていることは今回初めて知りました。惣花は東京・新川の加島屋さんからの製造・瓶詰め(詰元)の委託を受けて作られているそう。元々、惣花は灘酒の祖とされる岸田忠左衛門氏が完成させたお酒で、酒問屋であった加島屋さんに譲渡され製造されていたもの。その後加島屋さんが酒造りを止め、酒問屋業に専念することになり、その際に製造を任されたのが当時の西宮酒造、現・日本盛さんだとのこと。そんなストーリーを読んだら、惣花を飲みたくなっちゃいますね。

店舗情報

店舗名:日本盛 酒蔵通り煉瓦館 花さかり (レストラン・直売所)

創業年:1889年 (明治22年)

住所:兵庫県西宮市用海町4-28 [地図を見る]

公式サイト:もっと、美味しく、美しく。日本盛株式会社

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