横田屋本店の旨しお味 朝めしのりがめちゃ美味い! / 宮城 気仙沼 1706年創業 (宝永3年)

宮城県北東端で太平洋沿岸の三陸海岸に面する気仙沼市は、江戸時代は伊達氏の仙台藩領で、1953年(昭和28年)に本吉郡気仙沼町等の2町1村が合併した旧・気仙沼市が、2006年(平成18年)に1町と合併して現市となりました。古くは計仙麻(けせま)と表記し、旧気仙郡のケセ(意味は繋留杭・岩礁等)とマ(場所の意味の間等)説・かせ間(船着場)説等の地名由来には諸説があります。気仙沼漁港等の各漁港は沿岸・養殖・遠洋漁業基地であり、魚介類・魚加工品・魚に関する郷土料理が沢山あり、気仙沼ホルモン(豚もつ焼)が名物で、市内には老舗の飲食店・和洋菓子店・食品店などが残っています。

1706年創業、三陸で初めて浅草海苔の栽培に成功した 横田屋本店

気仙沼市役所前のバス停から徒歩1分、気仙沼駅から徒歩15分程度の場所にある 横田屋本店。1706年(宝暦3年)に創業された同店は、気仙沼一の廻船業者として知られていました。転機となるのは、1810年(文化7年)生まれの4代目横田新兵衛氏の時代。台風で船が沈んでしまい財産を失うも、日本橋で海苔商を営む桔梗屋五郎左衛門氏と出会い、三陸で海苔の養殖をスタートします。海苔づくり4年目の1857年(安政4年)に、海苔作りに成功し、桔梗屋が販売を行ったことで成功し、その成功を見て気仙沼に海苔養殖で参入する人が増えたそう。

という、横田屋本店さんで海苔を買いました。旨しお味というあまり聞いたことがないフレーバーに惹かれまして。 取り出した図。この絵だけではわかりませんが、ごま油の風味も効いた韓国海苔に近しい味わい。ごま油も塩も強い主張でないので、何枚でも食べられます。これ、味付け海苔の革命じゃないか。

購入時点では、味付け海苔の亜種ぐらいの印象で、そこまで期待値を持っていなかったのですが、本当に美味しくって驚きました。一般的味付け海苔や、韓国海苔と比べるとずっと味が抑えられていて、だからこそどれだけでも食べられる感じがすごいです。また買いたい。
横田屋本店さんといえば、ほやの加工品も沢山販売されていることでも知られています。今度はほやも買いたいなぁ。

↓楽天でも購入できますよ。

 

——–横田屋本店 基本情報———-
〇創業年 1706年 / 宝永三年創業
〇営業時間
・9:00~17:30
※日曜日 定休日
〇住所
宮城県気仙沼市八日町1-4-8
(公式サイト)⇒ 横田屋本店ネットショップ

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