ヤマザキ、ファミリーもう1品ごぼうサラダを買う / 静岡 榛原郡吉田町 1890年創業 (明治23年)

静岡県中央部で大井川西岸の榛原(はいばら)郡は、1879年(明治12年)の行政区画郡発足時には後の牧之原市・吉田町と島田・焼津・藤枝・御前崎各市及び川根本町の各一部とが郡域(4町1宿73村)でしたが、現在は吉田町(よしだちょう)・川根本町の2町が属しています。榛原とは一般的には榛(はん)の木が生えている原の意味とされ、当地は古えに蓁原と表記し百済帰化氏族の秦氏居住地だったとの説もあり、江戸時代は幕府・旗本・相良藩等諸藩領でした。大井川河口から下流域右岸側に広がり積極的企業誘致で財政潤沢な吉田町は1949年(昭和24年)に吉田村から町となりました。室町初期頃に葦が生い茂っていたことからの地名とされる葦田(あしだ)が悪し田に通じるとして吉田と改称したと伝わっています。鰻養殖・しらす漁やメロン(ダイヤ印)・レタス栽培が盛んで特産品となっており、かりんとうが名物です。郡内には老舗の和菓子店・水産加工会社・多数の茶葉店などが残っています。

1890年創業、鰹節・塩乾魚加工から始まった煮豆メーカー ヤマザキ

吉田団地のバス停から徒歩16分ほど、島田駅から車で25分前後の場所にある ヤマザキ。1890年(明治23年)、山崎惣吉氏・息子の兼吉氏が静岡県庵原郡蒲原町(現、静岡市清水区)にて鰹節、塩乾魚加工を始めたのが創業となります。現在の主力事業である煮豆は1954年(昭和29年)から始めており、そのタイミングで社名を株式会社山崎兼吉商店に変更されています。1972年(昭和47年)に現在の社名・ヤマザキに変更されています。現在は煮豆に留まらず、各種お惣菜を作られています。強みは殺菌技術を使った賞味期限の長いロングライフ商品シリーズとなります。

という、ヤマザキさんのファミリーもう1品ごぼうサラダを購入しました。135周年のためか、40g増量中でした。これは嬉しいですね。
パッケージ裏側です。原材料は、ごぼう・マヨネーズ・にんじんなど。220グラム入りなので、家族で分けても結構たっぷりあります。 で、取り出した図。かなりボリューミーで嬉しい。

ヤマザキさんの商品は近くのスーパーに売っており、稀にごぼうサラダを買っていました。全く老舗店と知らずに買っていたのですがある日今回の135周年記念のロゴを見て、「え、老舗企業だったんだ!」と驚いたのでした。知らずに買っているものが老舗企業のものって、まだまだ沢山ありそうですよね。いつも支えて頂きありがとうございます。

———株式会社ヤマザキ 基本情報———-
〇創業年 1890年創業 / 明治23年創業
〇営業時間
・本社機能のため割愛
〇住所
静岡県榛原郡吉田町住吉5437-66
(公式サイト)⇒ 株式会社ヤマザキ《総合惣菜(煮豆)メーカー》

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