ヤマサちくわで、豆ちくわ・カレーボール・帆立ちくわなど / 愛知 豊橋市 1827年創業 (文政10年)

愛知県南東部(東三河地方)の豊橋(とよはし)市は、市中心部が中世から江戸期までは吉田と称され、江戸時代は三河国吉田藩の城下町として、東海道五十三次の二川宿(33番目、市内二川町・大岩町)に続く吉田宿(34番目)の宿場町として、豊川(旧吉田川)水運で吉田湊の湊町として栄えました。1869年(明治2年)の版籍奉還時に伊予国(愛媛県)吉田藩との混同懸念を理由の政府命により、豊川に架橋の豊橋(旧吉田大橋)に因んで豊橋藩と改名し廃藩置県後も地名は継続されました。豊橋竹輪・佃煮・にかけうどん・菜飯田楽・ゆたかおこし・ブラックサンダー等の名物があり、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店などが残っています。

1827年創業、東海圏生まれなら恐らくみんな知ってる ヤマサちくわ

豊橋駅から徒歩11分、札木駅から徒歩1分の場所にあるヤマサちくわ本店。1827年(文政10年)に、吉田宿で魚問屋を営んでいた佐藤善作氏が、金刀比羅宮参詣の際にちくわを知り製造を始めたことでその歴史がスタートしています。徳島県小松市の谷ちくわさんの記事の時に書きましたが、源義経が屋島の戦いで上陸した際に地元漁師が食べてきた竹ちくわを食べたという伝承があるので、あの辺りは昔から竹輪作りが盛んだったようですね。

という、ヤマサちくわ本店の外観です。横に長くインパクトあります。 ひきで撮った全体像。中々年季も入っております。 一つ上の写真の左端に見えてましたが、魚町界隈とヤマサちくわ本店の歴史を説明した看板も立っています。CMキャラクターとして有名な弥次さん喜多さんのイラストも載っていますね。
こちらが看板の左側です。

面白いなーと思ったのがこちら。昔は塩漬ちくわというものがあり、当時塩を運んでいた「塩の道」を使って、信州に竹輪が運ばれていたそうです。名前の通り塩に漬けられたちくわで、谷川の水に一昼夜つけて塩気を抜いたそう。一度食べてみたいなぁ。

店内の写真撮り忘れましたが、かなり沢山の商品が並んでました。欲しいものが沢山あったので、購入して家に送りました。で、届いたのがこちら。 その1、豆ちくわ。最近新幹線付近で見かけるお土産にもなってます。この短さがちょうど良いです。サクッと食べられて大変良い。 そしてカレーボール。
程よいカレー味で美味い。何個でも食べられるなw。 いわし五目かき揚は円形になってます。

イワシの味が濃くって大変よろしい。 帆立ちくわはこんな感じ。 いやー、帆立の風味がほのかに香って美味い。野菜ソフト。これも何個でも食べられる系。 おでんセットと、三色団子みたいな練り物も一緒に煮ました。 名前をメモり忘れましたが、かわいいですよね、この子。 名古屋で生まれて三重で育ったので、ヤマサちくわのCMにはものすごい回数触れています。ラジオCMもすごく多いですしね。そんなヤマサさんといえば当然ちくわなんですが、数年前(もう10年ぐらい経つ?)に出た豆ちくわにハマりまして、新幹線乗り場で見つけるとつい買ってしまいます。一口サイズになっただけなんですが、食べやすさが変わるだけでこんなに購入頻度が上がるとは思っていませんでしたw。考えた人天才だと思います。

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———-ヤマサちくわ株式会社 基本情報———-
〇創業年 1827年創業 / 文政10年創業
〇営業時間
・7:00~20:00
※年中無休
〇住所
愛知県豊橋市魚町97
(公式サイト)⇒ ちくわ・かまぼこ・おでん・ご贈答用詰合せ・豊橋名産ヤマサちくわ株式会社

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