山路酒造、創業当時の味・桑酒を買う / 滋賀 長浜市 1532年創業 (天文元年)

滋賀県北部で東西に短く南北に長く、西端が琵琶湖に接する長浜(ながはま)市は、1943年(昭和18年)の坂田郡長浜町及び6村合併で発足の旧市が、2006年(平成18年)の東浅井郡浅井町・びわ町との合併で現市となり、2010年(平成22年)の東浅井郡虎姫町・湖北町・伊香郡高月町・木之本町・余呉町・西浅井町編入で現市域となりました。元々の地名の元浜を羽柴秀吉が長浜に改称したとされ、織田信長の長からとする説もあります。長浜仏壇(濵仏壇/濵壇)・浜縮緬・メロン・葡萄・もぐさ・湖魚とその加工品(小鮎佃煮・同甘露煮・鮒すし等)・鴨・醤油・清酒・銘菓(菊水飴・親玉饅頭・でっち羊かん・どんべもなか・堅ボーロ等)・焼鯖素麺・鴨すき・のっぺいうどん・鯖の棒すし・イタリアン焼きそば・サラダパン等の特産品・名物・郷土食があり、市内には老舗の料理店・飲食店・和菓子店(多数)・食品店・醸造所(醤油・清酒)。旅館などがそれぞれ複数残っています。

1532年創業、滋賀県内で最も長い歴史を持つ企業 山路酒造

木ノ本駅から徒歩6分ほど、長浜駅から車で30分前後の場所にある 山路酒造。1532年(天保元年)に創業した、滋賀県内で最も古い企業となります。日本で五本の指に入る歴史ある酒蔵であり、全国で唯一・桑酒を作るメーカーでもあります。この桑酒は島崎藤村も愛したお酒として名が残っています。江戸期は彦根藩・井伊氏の元で酒造りをおこなっていたそうです。地元産原料と安全・安心の酒造りを行われています。老舗醤油店・酒蔵が計5店舗ある、醸造の街・旧木之本宿エリアにあります。

という、山路酒造さんの外観です。代表銘柄・北国街道の名が示す通り、北国街道沿いにあります。

少し近づいた写真です。お酒がずらりと並んでいるのが見えますね。

店内に入りました。お酒が沢山並んでいます。色々お話しを伺う中で、桑酒の存在をしり、ここでしか作られていない!に即決し購入してきました。

という桑酒の120mlを購入しました。もち米で作ったみりん製法で作られたお酒で、桑の葉等が入っているのが特徴です。ざっくり言うと甘めなお酒です。 ラベル部分をアップでどうぞ。ロゴ周りの書体がカッコ良すぎますね。 裏側です。原材料は、もち米・米こうじ・醸造アルコール・桑葉に加えて、五加皮・桂皮といった生薬も入っています。

今回はロックで飲みましたが、味わいは薬効成分を多少感じる甘めの梅酒、といった感じ。甘くて飲みやすいし、生薬の多少の癖がアクセントになって、とても美味しかったです。モヒートにしても美味しいと聞いたので、また買って色々な楽しみ方を試してみたいです。

——–山路酒造 基本情報———-
〇創業年 1532年創業 / 天文元年創業
〇営業時間
・9:00 – 18:00
※水曜日 定休日
〇住所
滋賀県長浜市木之本町木之本990
(公式サイト)⇒ 山路酒造 | 山路酒造有限会社 | 長浜市木之本町木之本

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