栃木県北西部の日光市は、関東地方の市町村では最大面積で、2006年(平成18年)に旧・日光市と今市市及び2町1村が合併して発足しました。鎌倉時代以降は日光権現を祀る山々が知られ、江戸時代以前は日光山の門前町であり修験道の道場であり山岳信仰の聖地となっています。明治時代には海外でも景勝地として知られ、外国人も多数訪れるようになり金谷ホテル等の施設が整備され在日外交官等の別荘も多く建てられました。食品加工業も盛んで、湯波・蕎麦・蒟蒻・たまり漬・紫蘇巻唐辛子・米菓や天然氷等の特産品があり、市内には老舗の飲食店・和洋菓子店・食品店が多数残っています。
1787年創業、羊羹一筋200年超 日光羊羹 綿半
総合会館前のバス停から徒歩2分、東武日光駅から車で10分ほどの場所にある 日光羊羹 綿半。1787年(天明7年)に、それまで営んでいた菓業を一新し、初代綿屋半兵衛として羊羹作りを始められます。旧宮内省、日光田母沢御用邸、宮家の御用達であり、日光代参登山の諸大名公家への御進物用として用いられたことから、日光羊羹としてその名を知られるようになりました。
という、綿半さんは本店以外に日光駅から徒歩15分ほどの場所に大通り店も営業されており、今回はそちらにお伺いしています。 お店構えがめちゃくちゃカッコ良い。ちなみに看板の真ん中にある山の印は、日光山輪王寺法親王宮殿下より利用を許可された由緒ある印なんです。
店内に入りました。たくさんの種類の羊羹が並んでます。願わくば全部食べたいw。 水羊羹も売っていました。水羊羹好きなんですよねぇ。 ということで、まずは水羊羹から。 こんな感じで切り分けられて入っています。綿半さんの商品はたいていお取り寄せ可能なのですが、この水羊羹は店頭販売のみなのです。 取り出した図。口溶け滑らかで物凄くうまい。水羊羹、大好きなんですよね。 もう一つ購入したのが一口塩羊羹。 一つ取り出すとこんな感じです。 ちょっとした塩味が甘さを引き立てて良い感じです。一口サイズで食べきりなのも嬉しいですね。 こちら綿半さんの歴史が書かれた説明書きも入っていました。素晴らしい水との出会いが練り羊羹を産んだのですね。
綿半さんの日光羊羹、とっても美味しかったです。個人的な好みを言えば、甘さと口溶けが素晴らしい水羊羹の方で。賞味期限が短い、かつ、店頭販売のみなので、中々の入手難易度ですが、ぜひまた食べたいです。日光行った時の楽しみが増えました。
水羊羹以外の商品は、公式サイトから購入可能ですよ。
———日光羊羹 綿半 基本情報———-
〇創業年 1787年創業 / 天明7年創業
〇営業時間
・8:30~17:30
※火曜日 定休日
〇住所
栃木県日光市安川町7-9
(公式サイト)⇒日光羊羹 綿半