三重県北西部の伊賀市は、2004年(平成16年)に上野市と阿山郡伊賀町等の2町3村とが合併して発足し、中心地区である旧上野市の市街地は江戸時代の藤堂高虎築城以来の伊賀上野藩の城下町として栄えました。地名由来は、伊賀には“いか(険しい山)”説・“いかる(恐ろしい)”説・山栗の“いが”説・古代の統治者だった安我津媛(いがつひめ、伊賀津姫)説等諸説あります。米(伊賀米)・小麦生産が盛んで、伝統の組紐や伊賀牛・伊賀豚・美旗メロン・白鳳梨(幸水)・葡萄(伊賀乙女等)・清酒・鉄砲漬(養肝漬・伊賀越漬等)・和菓子(おかゆ大福・手裏剣かたやき等)・田楽等の特産品・名物があり、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店などが多数点在しています。
1853年創業、8代目女性社長が運営する 若戎酒造 (わかえびすしゅぞう)
青山町駅から徒歩6分ほど、伊賀神戸駅から車で8分ほどの場所にある 若戎酒造。1853年(嘉永6年)に、重藤家七代目 儀左衛門氏が酒造業を創業したことが始まりです。1952年(昭和27年)に重藤酒造場を設立し、2000年(平成12年)より現在の若戎酒造へと社名変更されています。現在は同社初の女性社長である8代目の重藤邦子氏が代表を務められています。
という、若戎酒造さんの蔵元若戎サイダーを購入しました。同社の代表銘柄・義左衛門と同じ仕込み水を使ったサイダーになります。
こちらはラベル部分です。製造はスマックで知られる桑名市・1913年創業の鈴木鉱泉さんです。
せっかくなので、横側も1枚どうぞ。
仕込み水の硬度が低めなのか、非常に滑らかな口当たりで美味しかったです。そのままでも凄く飲みやすかったですが、割りものとして使っても良さそう。いつかお伺いして、義左衛門を飲んでみたいなぁ。
——-若戎酒造 基本情報———-
〇創業年 1853年創業 / 嘉永6年創業
〇営業時間
・9:00-17:30
※水曜・木曜・祝日 定休日
〇住所
三重県伊賀市阿保1317
(公式サイト)⇒ 若戎酒造