薄墨羊羹の1口サイズ羊羹・ウスズミキューブ / 愛媛 松山市 1813年創業 (文化10年)

愛媛県中部で県庁所在地の松山市は、四国地方最大の都市。徳川家康に味方した豊臣秀吉子飼衆の加藤嘉明が伊予国正木城(現・伊予郡松前町)から伊予国温泉郡(現・松山市)の領主となり、松山と命名して伊予松山藩を立藩し、松山城を築いて城下町を整備しました。姫だるま・日本三大産地の竹細工等の伝統工芸品や温州蜜柑・伊予柑・葡萄(ニューピオーネ)・長茄子・蚕豆等の農産物が特産です。油揚げ(松山揚げ)・松山鮓(もぶり飯)・蛸飯・鯛飯・鍋焼きうどん等の郷土料理やタルト・薄墨羊羹・坊ちゃん団子・醤油餅・労研饅頭・日切焼等の銘菓も多く、市内には老舗の飲食店・和洋菓子店・食品店が点在しています。

1813年創業、薄墨桜にちなんで作られた 薄墨羊羹

松山市駅から徒歩10分ほど、松山駅から車で10分前後の場所にある 薄墨羊羹。1813年(文化10年)に創業された薄墨羊羹のお店です。薄墨羊羹は、伊予節に謡われた「薄墨桜」にちなんだもので、1874年(明治7年)に中野元三郎氏が開発されました。元々当地には「桜羊羹」と呼ばれるとして桜色をした羊羹が作られおり、それを継承して作り出されたそうです。

という薄墨羊羹さんは、ウスズミキューブ、という薄墨羊羹を一口サイズにされた商品を出されています。ということでお取り寄せしました。クラシック・キャラメル・ショコラの3種類です。

順番を並べ替えた図。箱が可愛い。

クラシックが、伝統の薄墨羊羹をそのまま1口大にしたものになります。

蓋を開けるとフィルムがかかっています。

取り出すとこんな感じ。生チョコレートみたいな見た目です。 こんな感じで串に刺して食べます。食べやすくて良いね。

羊羹はこってり甘いものなので、切り分ける昔ながらのタイプだと「どれだけ食べられるかな」と考えながら切ることになるので、最近の1口タイプの流行りには個人的に助けられています。そんな路線の延長線上にあるさらに小さなこのウスズミキューブは、羊羹を敬遠する方にも愛されそうな見た目と味でした。キャラメル味のは和菓子なのか洋菓子なのかの境界線を超えた、美味しいお菓子になっていてとても美味しかったです。また食べたい…!

↓ウスズミキューブは、楽天でお取り寄せ出来ますよ。

——- 薄墨羊羹 基本情報———-
〇創業年 1813年創業 / 文化10年創業
〇営業時間
・10:00-18:30
※1月1日 定休日
〇住所
愛媛県松山市大街道1丁目2-2
(公式サイト)⇒ 株式会社薄墨羊羹

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