茨城県南部(県南地域)で、市北端に市名由来の筑波山がそびえる“つくば市”は、1987年(昭和62年)の筑波郡谷田部町・大穂町・豊里町及び新治郡桜村合併で発足し、1988年(昭和63年)の筑波郡筑波町及び2002年(平成14年)の稲敷郡茎崎町各編入で現在市域になりました。陣中膏がまの油・芝(畑面積の約1/3、作付面積全国一)・米・小麦・葱・搾菜・茸・蕎麦・茶・ブルーベリー(東京都小平市・山梨県北杜市と共に日本三大産地)・ハム・ベーコン・糀・味噌・醤油・清酒・銘菓(カリントウ饅頭・四六のまんじゅう等)・ヤーコンうどん等の特産品・名物・郷土食があり、市内には老舗の飲食店・和菓子店・醸造所(糀・味噌・醤油・清酒)・旅館などが残っています。
1877年創業、徹頭徹尾初志貫徹の酒造りを続ける 浦里酒造店 (うらざとしゅぞうてん)
吉沼のバス停から徒歩2分、研究学園駅から車で25分前後の場所にある 浦里酒造店。1877年(明治10年)に、結城酒造から分家の形で、浦里新造氏が創業した酒蔵です。代表銘柄・霧筑波(きりつくば)は、1985年つくば万博の年に5代目蔵元・浦里浩司氏が醸造したものとなります。現在は5代目・浩司氏、6代目・知可良氏によって運営されており、近年は知可良氏が醸造した浦里も人気銘柄となっております。浦里酒造さんは、小川酵母という水戸市の明利酒類さんが分離・培養した酵母を使われています。
という、浦里酒造店の大吟醸 霧筑波を購入しました。限定販売品の貴重なものです。矢口酒店さんで購入しています。 取り出した図です。ラベルが可愛い。 アップでどうぞ。筑波山の絵ですね。
ラベル横側です。角印の文字がかっこいい。
霧筑波は飲むの初めてでしたが、キリッとした辛口寄りではありますが、やや甘味のある奥行きのあるフレーバーで、コッテリ系の料理にも合わせられそうで美味しかったです。茨城のお酒をじっくり飲んだことがないのですが、上述した通り、各蔵同士で交流もあるようなので、色々と飲み比べたくなりますね。
———-浦里酒造店 基本情報———-
〇創業年 1877年創業 / 明治10年創業
〇営業時間
・9:00 – 18:00
※土曜・日曜 定休日
〇住所
茨城県つくば市吉沼982
(公式サイト) ⇒ つくばの名酒 霧筑波