福岡県南部で筑後地方の久留米(くるめ)市は、県人口で第3位の筑紫平野最大の都市で福岡市のベッドタウンともなっています。地名由来には、上古の大陸渡来機織り工人集団“呉部(繰部、くりべ)”居住地説・同集団の呼称“呉姫(くれひめ)・呉女(くれめ)・繰女(くりめ)”転訛説・筑後川蛇行による“くるめく(転く)”転訛説等の諸説があります。江戸時代は有馬氏の久留米藩の中心地でした。ブリヂストン創業地で生産拠点であり、靴等のゴム加工品企業の工場が多く所在しています。久留米絣・久留米籃胎(くるめらんたい)漆器の伝統工芸品で知られ、植木・苗木や巨峰栽培の発祥地とされ、久留米ラーメンは豚骨ラーメンの元祖とされています。久留米焼鳥も名物で人口30万人強の市内には同1万人当たり約8軒と日本一の店舗数の焼鳥屋があり、老舗の飲食店・和菓子店・食品店などが残っています。
1926年創業、隣の魚屋・魚久さんからその名をとった 魚久精肉総本店
久留米駅から徒歩8分ほどの場所にある 魚久精肉総本店。1926年(大正15年)に、中村辰右衛門氏によって創業された、精肉店及び精肉加工店です。お魚屋さんのようなお名前ですが、サイトのFAQページによると、創業当初・魚久という魚屋さんの隣で精肉店を営んでおり、お隣さんと合わせてお客さんから「魚久さん」と呼ばれており、そのまま魚久と名乗り始めたそうです。その後、お隣さん閉店に伴い、屋号を譲り受け魚久精肉総本店として久留米で商いを始められたそうです。すごく不思議なストーリーw。
という、魚久精肉総本店さんは、自家製加工品・UOQデリカテッセンというブランドをお持ちです。今回はUOQデリカテッセンの生ウインナー・ペッパーとプレーンの2種類を購入しています。代替わりされた4代目の方が作られた商品とのことです。
ペッパーをアップでどうぞ。
今回は軽くボイルした後で焼きました。本場のドイツ感あって美味しい。ブラートブルストで、焼くウインナーという意味なのだとか。 美味しいウィンナーは海外製、ってイメージが強かったので、日本製でこのクオリティにビックリしました。美味しいウィンナーがあると人生楽しくなるのでおうちにストックしたくなりました。また買いたいなぁ。
お取り寄せは公式ECサイトから出来ますよ。
———魚久精肉総本店 基本情報———-
〇創業年 1926年創業 / 大正15年創業
〇営業時間
・8:30~19:00
※日曜日 定休日
〇住所
福岡県久留米市中央町31番地1
(公式サイト)⇒ 魚久精肉総本店