和風レストラン魚元で、うな重をいただく / 東京 府中市 江戸から明治に創業

東京都府中市は、多摩地域中部(都のほぼ中央)に位置し、大化の改新(645年)後に武蔵国の国府が置かれて、市名もそれに由来しています。大正以降には複数の鉄道が敷設され、昭和には軍施設や東芝等の多くの大工場が建設され、戦後もサントリー・日本電気等の工場の進出が続きました。寺社や古代の遺跡も多数あり、小金井市にかけては日本初の公園墓地で著名人の墓所も多い“都立多摩霊園”が広がり、東京外国語大学・東京農工大学の府中キャンパスや東京競馬場(府中競馬場)・多摩川競艇場(青梅市主催)などが立地しています。分葱・小松菜・古代米・多摩川梨等も生産されており、市内には老舗の飲食店や和菓子店などが複数残っています。

江戸末期から明治に創業、府中の歴史と共にある和風レストラン 魚元

府中駅から徒歩4分ほどの場所にある 魚元。詳しい創業年はわからないそうですが、江戸時代末期から明治時代に元次郎氏が神戸(ごうと)にて魚屋を創業したことでその歴史が始まりました。魚元の名は、魚屋の元次郎氏からきているのでは、とのことです。府中の様々な史料に登場するお店で、明治35年前後には、鰻屋であった記録も残っているそうです。

という魚元さんの入り口。お店の上がマンションになってますね。

こちらが入り口。お庭の先に玄関があります。

いやぁ、風情があって良いですね。 お庭を抜けた先の玄関がこちらです。
メニュー表を取り漏れましたが、鰻重をオーダーしました。

二段重になっており、上が鰻、下がご飯です。 せっかくなので鰻をアップで。タレは辛めのスッキリタイプ。美味しい…!

魚元さんは、地元の方がちょっとした会合に使われる感じの、落ち着いたスペースの料理屋さんでした。お庭を見ながら、美味しい鰻を楽しめるって素敵で良いですよね。2Fに大きめのお座敷もあるそうなので、法事等の需要も多そう。今度はコースも食べてみたいなぁ。

———-魚元 基本情報———-
〇創業年 江戸末期から明治時代に創業
〇営業時間
・11:30~14:30(LO13:45)
・17:00~21:00(LO20:00)
※月曜日 定休日(祝日の場合は営業し火曜日定休日)
〇住所
東京都府中市府中町2丁目14番地の14
(公式サイト)⇒ 和風レストラン 魚元

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