勝海舟が愛したうなぎ梅本で、鰻重を食べる / 神奈川 横須賀 明治初頭創業

神奈川県横須賀市は、県南東部の三浦半島の大半を占めており、長い海岸線と須賀(砂州の意味)が地名の由来。東京湾の入口に立地し江戸時代から国防拠点とされ、1853年(嘉永6年)にはマシュー・ペリー率いる米国海軍東インド艦隊4隻の黒船が浦賀沖に来航し、1860年(安政7年)には咸臨丸が浦賀港を出港しました。明治以降は大日本帝国海軍横須賀鎮守府を擁する軍港都市として栄え、現在も米国海軍や海上・陸上自衛隊の基地・教育施設がある一方で、重厚長大産業等の大工場も集積しています。東京湾唯一の自然島である猿島・観音崎灯台等の名所やご当地名物の海軍カレー・ソフトフランス等で知られ、老舗の飲食店・和菓子店・食品店が何軒も残っています。

明治初期創業、勝海舟が愛した鰻店 うなぎ梅本

浦賀駅から徒歩5分程度の場所にある うなぎ梅本。明治初期に浦賀の海辺近くで創業し、1897年(明治30年)に浦賀ドックが出来ることとなり、現在の場所に移転されました。うなぎ梅本さんは、勝海舟が愛した鰻店として知られています。勝海舟は浅草にある寛政年間創業のうなぎやっこさんも行きつけだったそうで、鰻好きの方だったのでしょうか。

こちらがうなぎ梅本さんの外観。小さな日本家屋、といった感じ。

店舗の外にはこんな張り紙が。現在は5代目の方が井戸水で〆た鰻をさばいているそう。

メニューは基本メニューと季節限定メニューがありました。こちらが基本メニュー。

こちらが季節限定メニュー。いつ行ったかが丸わかりですねw。 今回はうな重をオーダー。ちょい辛めのタレが食欲をそそります。良いなぁ。

勝海舟にちなんだ老舗は沢山あるのですが(こちらの勝海舟タグにまとめています)、全部美味しくってお気に入りになっています。偉大な人物は、良い店をしっているのか、生き残っているから良い店なのかわかりませんが。梅本さんは横須賀・浦賀に行ったら、定番にしてよいお店な気がします。

—— うなぎ梅本 基本情報———-
〇創業年 明治初頭創業
〇営業時間
・11:30~14:00 (L.O.13:30)
・16:00~21:00 (L.O.20:30)
※月曜日 定休日
〇住所
神奈川県横須賀市浦賀5-5-17
(ぐるなび)⇒ うなぎ 梅本(久里浜・浦賀/うなぎ)ぐるなび

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