江戸時代に明暦大火で焼失した浅草西本願寺の代替地(現、築地本願寺)として佃島住人が埋め立てて出来た中央区築地。永らく海軍用地として使用され、その跡地には昭和初期に日本橋から魚河岸が移転し、世界一の魚市場と知られるまでになりました。魚市場が豊洲に移った現在も、場外市場等は多くの買物客や外国人などの観光客で賑わっており、老舗の飲食店なども数多く点在しています。
1924年創業、築地場外市場で営業を続ける 築地江戸銀
築地駅から徒歩5分ほど、築地市場駅から徒歩5分ほどの場所、築地場外市場の外れにある築地 江戸銀。1924年(大正13年)に創業された同店。歴史の詳細は分かりませんが、築地市場が1935年~なので、かなり歴史あるお店であることが分かります。
という築地江戸銀さんの外観がこちら。縦に長い看板で大きく「築地江戸銀」と書かれています。
店舗の外にはメニューも表示。色々気になるなぁ。
店舗に入りました。全てのお魚の産地が書かれています。
裏側は貝を中心に表示。これだけ貝が出てるの、珍しいなぁ。
メニューどうしようかな、と悩んだのですが、悩んだ時はお任せ一択です。まずは白魚が出てきました。
そして大トロ!いきなりテンションあがりますね。
この日のおまかせ、貝類がとっても多くって珍しかったです。見てください、この貝尽くし。最高ですよね。
次々続く貝尽くし。 トリガイの生だったと思うんですが、これがえらい美味しかったです。最高か。
まだ続きますが、貝なんです、貝。
貝が嬉しかったので貝の写真先に乗せておりますが、白身系・光物・赤身系もバランスよく出してもらえました。たしか、鯛だったと思うのですが、皮目が炙ってあって美味しかったです。
鰹も出てきました。
そしてしめ鯖。 最高に美味しかったのがコハダ。酢の加減がちょうど良い。軍艦はウニ&イクラの王道で。
最後に玉子が出てきてフィニッシュ。
まだ食べられますか?と聞かれたので、もちろんです、と答え、穴子を、とオーダー。皮目と、身それぞれ表にして出してくれて、食感の違いを楽しめます。美味しいなぁ。
築地江戸銀さん、高級店までいかないプライスで、高級店に近い味を提供してくれるので、ちょっと良いもの食べたいな、なプライベート利用で使うことになりそうです。今回の貝多めのおまかせ、すっごい良かったのですが、貝が多くなるかは、当たり前ですが仕入次第とのこと。なんというか、良い日にあたれてラッキーでしたw。
——-築地 江戸銀 基本情報———-
〇創業年 1924年創業 / 大正13年創業
〇営業時間
※日曜・祝日 定休日
〇住所
東京都中央区築地4-5-1
(公式サイト) ⇒ 築地 江戸銀