沖縄本島北部に位置する沖縄県名護市は、名護湾に臨み背後に古生層山地がそびえてる土地。名護の地名は、名護湾が波静かで穏やかなことから“凪(なぎ)”が転訛したものとされています。商業が活発で、蘭や菊等の花卉・果樹・野菜の栽培や鰹漁・鯛や車海老の養殖が盛ん。名護城址は寒緋桜(カンヒサクラ、緋寒桜)の名所で、付近に生息する樹齢300年の“ヒンプンガジュマル”(ガジュマル巨木個体)が知られています。市内には何件かの老舗店が残っていますよ。
1924年創業、国指定重要文化財の赤瓦蔵で泡盛“國華”を醸す 津嘉山酒造所 (つかやましゅぞうしょ)
大中バス停から徒歩2分ほど、沖縄自動車道・許田ICから車で20分前後の場所、沖縄県名護市大中に蔵を構える 津嘉山酒造所 。1924年(大正13年)、津嘉山朝保氏が創業した、沖縄本島北部の小さな泡盛酒造所です。代表銘柄“國華(こっか)”は、創業当時に名護以北に酒造所がなかったことから、“国頭の泡盛の華”にしたいという思いを込めて名付けられたもの。1928年に完成した赤瓦の工場兼住宅は沖縄戦をくぐり抜け、戦後は米軍のパン工場として接収された後も残り、現在は主屋・麹屋ともに国指定重要文化財となっています。1982年からの一時休業を経て1991年に醸造を再開、2011〜2017年の大規模保存修理工事を経て、現在は工場見学も受け入れています。
という、津嘉山酒造所さんの國華を購入しました。飲んだことはあったけれど、そんな歴史があるのは初めて知ったよ。
泡盛のことはあんまり詳しくないのですが、タイ米を原料に使うケースが多いことをその時に初めて知りました。元々泡盛がタイから伝わった蒸留酒がベースだという説もあり、その兼ね合いかもしれません。そんな遠い旅をして沖縄にやってきた泡盛が現地に根付き、百年を超える蔵があるというのはちょっと胸熱ですよね。
津嘉山酒造所は沖縄戦と戦後の接収を生き抜いた赤瓦の蔵で、文化財になるほどの建物だそうなので、次回沖縄訪問時にはぜひ行ってみたいなと思っています。そしてやっぱり現地で飲みたいよね。
