福岡市は、那珂川を境に、福岡藩黒田氏の武家町“福岡”と古来からの国際貿易港・商人町の“博多”として永らく栄えてきましたが、明治初年に統合され福岡(当初は福博)となりました。博多地区は今や大企業支社が集積するビジネス街となっています。博多の語源については、“土地博く人・物産多し”説・羽形(大鳥が羽を広げた地形)説・泊潟(外洋船停泊の潟)説等の諸説があります。博多地区にも老舗の飲食店・和洋菓子店・食品店などが数多く残っています。
1906年創業、二◯加煎餅(にわかせんぺい)で知られる 東雲堂
吉塚駅から徒歩6分ほど、博多駅から車で8分ほどの場所にある 東雲堂。1906年(明治39年)に創業された同店は、創業以来販売している 二◯加煎餅(にわかせんぺい)の製造・販売で知られているお店です。煎餅と書いて、せんぺいと読むのは、初めて見た時は打ち間違えたのかな?って思っていましたw。福岡県民であれば全員知っているとさえ言われる有名なお菓子です。
こちらがその二◯加煎餅。古くから伝わる郷土芸能「博多仁和加(はかたにわか)」で使われる半面を片取ったお菓子です。 アップで。お土産で頂いたことはあったのですが、その時はせんぺいと読むことを知りませんでした…。 一つ取り出した図。卵せんべいの一種ですが、少し甘みが強いのが特徴かも。しっかり甘くて美味しい。
最近はドラえもんコラボ商品も販売されています。アルファベットでNIWAKA SENPEIと書かれています。一つ取り出した図。箱が可愛いなぁ。
中身はこんな感じです。ドラえもんの可愛さ際立つ! にわか面のドラえもんバージョンも付属していました。 裏面はこんな感じ。ドラえもん、可愛いなぁ。
せっかくお取り寄せだったので、おいしくてごめ~んたいせんぺい、も購入。こちらも何度も食べてますが、こちらも名前がせんぺいでした。 こんな感じで入っています。 中身はこんな感じ。そこまで辛くなくちょいピリ感がうまいです。
にわかせんぺい、久々に食べましたが、程よい甘さがあって素敵なお菓子でした。と、ドラえもんコラボはパッケージもお菓子も最高に可愛かった…!商品内容を大きく変えなくても、コラボ先の選定次第で商品も新しく見えるのも秀逸な仕組みだなぁと感じます。こういう形の売り上げ向上施策も参考になるなぁと思った次第です。
↓楽天で、ドラえもんコラボ商品も買えますよ。
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———にわかせんぺい本舗 東雲堂 基本情報———-
〇創業年 1906年創業 / 明治39年創業
〇営業時間
・9:00-17:00
※日曜日 定休日
〇住所
福岡県福岡市博多区吉塚6丁目10番16号
(公式サイト)⇒にわかせんぺい本舗 東雲堂 |