寅さんの実家として使われた 門前とらやで、名物草だんごを頂く / 東京 柴又 1887年創業 (明治20年)

葛飾区柴又は古くから題経寺(柴又帝釈天)の門前町として栄えていましたが、映画『男はつらいよ』の舞台となって全国的に知られ、江戸川対岸の千葉県松戸市への“矢切の渡し”等と共に多くの観光客で賑わっています。地名は、戦国時代に古代からの“嶋俣(しままた、河川合流地の島状地形)”から“柴又”に転訛して江戸時代に定着したと言われており、「男はつらいよ」第1作公開2年前の1967年(昭和42年)に旧柴又町が他地区を併合して現町名となりました。住宅地が広がる中に東京都金町浄水場が立地しています。帝釈天の参道や周辺には老舗の飲食店や和菓子店なども残っているんですよ。

1887年創業、寅さんの実家として使われた 門前とらや

柴又駅から徒歩3分ほど、帝釈天の二天門から歩いて1分ほどの場所にある  門前とらや。1887年(明治20年)に柴又屋として創業されました。映画男はつらいよには、第1作目から登場し、第4作目までは寅さんの実家として撮影が行われています。

という門前とらやさんの外観がこちら。撮影当時の建物は老朽化のため、1989年(平成元年)に建て直しをされています。 門前とらやさんは、店先で食べることもできれば、店内で食べることもできます。こちらが店内で食べられるものディスプレイ。中々充実しておりますね。
メニューはこんな感じ。一品料理、甘味類が並んでおります。 門前とらやさんといえば、草だんご!ということで草だんごをオーダー。いやー、美味そう!
せっかくなので別角度でタップリの餡子を付けて食べるヨモギのお団子、苦みと甘みのバランスが良くって美味い!

柴又には、本当に多くの寅さん所縁の地が残っています。映画の新作公開もされたことですし、これからお客さんが増えたりするのでしょうか。実は私、ほとんど寅さんシリーズを見たことがないので、これを機に何作か見てみたいなと思っています。まずは第1作目からだな。

———門前とらや 基本情報———-
〇創業年 1887年創業 / 明治20年創業
〇営業時間
・平日 10:00~17:00
・土.日.祭日 9:00~17:30
※ 不定休
〇住所
東京都葛飾区柴又7-7-5
(公式サイト)⇒柴又門前とらや

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です