静岡駅構内の東海軒で、レトロパッケージの旨いサンドイッチを買う / 静岡 静岡市 1889年創業 (明治22年)

2003年(平成15年)に旧静岡市と旧清水市とが合併した静岡県庁所在地の静岡市は、葵・駿河・清水の3区で構成されています。江戸時代には、初期に徳川家康が駿府城を築城して大御所として君臨し、現・清水港(国際拠点港湾指定)が甲州・西国と江戸との物資輸送中継地の清水湊として栄えました。静岡の地名は、1869年(明治2年)に駿府(又は府中、現・静岡市葵区中心部)の改称に際して賎機(しずはた)山に因んで命名されました。三方を山に囲まれ南は駿河湾に接して温暖な気候で知られ、日本の緑茶栽培が勃興した葵区郊外・安倍川上流地区等の静岡茶、駿河区久能地区等の石垣苺、栽培業発祥地の安倍奥・葵区有東木(うとぎ)地区の山葵、温州蜜柑等の名産品も豊富です。起伏に富んだ地形の市内には日本平・三保の松原等の多くの景勝地があり、老舗の飲食店・和菓子店・食品店が多数残っています。

1889年創業、静岡駅の歴史を共にする駅弁店 東海軒

静岡駅構内に複数の店舗を構える、東海軒。1889年(明治22年)に、静岡県に鉄道が開通したと同時に、加藤辨當店として鉄道内の立ち売り業として創業されました。創業時は価格5銭の竹皮包みのにぎり飯と沢庵だったそう。1897年(明治30年)に元祖鯛めし、1900年(明治33年)にはサンドイッチを発売されています。かなり先進的な企業ですね!

という、東海軒さんの外観がこちら。コンコース店となります。お客さんが沢山いらっしゃったので、上部の写真のみで失礼します。

こんな感じでお弁当が並んでいます。黒はんぺんのサンドイッチ、元祖鯛めし、幕の内等々、気になるものが沢山あって困る…。

今回はサンドイッチをチョイス。発売120年の歴史と、このレトロパッケージが気になり購入となりました。

オープンした図。たまごサンド、ハムサンドの2種類入り。ザ・シンプル!

まずはハムサンドから。脂身っぽい部分まできちんと入った、ちゃんとしたハムが挟まれてます。美味い…! たまごサンドがこちら。昔ながらの美味しさで、郷愁にかられる。最高か。

値段書き忘れましたが、20年1月時点ではたったの360円でした。360円でこのボリュームと味!パッケージと味だけでなく、値段もタイムスリップしたみたいです。サンドイッチの駅弁といえば、1898年創業の大船軒さんも有名で、こちらも猛烈に美味しかったです。老舗駅弁店で作り続けられるサンドイッチは美味いの法則が出来上がりましたw。

——- 東海軒 基本情報———-
〇創業年 1889年創業 / 明治22年創業

以下は、静岡駅南口コンコース店の情報です。
〇営業時間
・5:40~23:00
※なし
〇住所
静岡県静岡市葵区黒金町50 JR静岡駅南口コンコース
(公式サイト)⇒ 駅弁の東海軒 – 静岡の弁当・配達デリバリー

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