東京都大田区の内陸部に位置する「中央」は、大森・山王エリアと池上エリアを結ぶ「池上通り」を軸に広がる、知と文化の香りが漂う落ち着いた住宅地です。現在の町域は中央一丁目から八丁目までで構成されています。「中央」という町名は昭和の住居表示改正によって誕生した比較的新しい名称ですが、この一帯には「新井宿(あらいじゅく)」「市野倉(いちのくら)」「堤方(つつみかた)」といった江戸時代から続く古い村々の歴史が眠っています。駅前の喧騒から離れた池上通り沿いの穏やかな生活圏の中に、旧村の記憶、祈りの場、そして大田区の行政・文化・芸術の深い地層が重なり合う、成熟した魅力を持つまちです。
1933年創業、大森寄りで戦前から暖簾を守る町寿司 天狗寿司 (てんぐずし)
大田文化の森のバス停・大森日赤前から徒歩1分ほど、JR大森駅西口から徒歩16分ほどの場所、大田区中央に店を構える 天狗寿司。1933年(昭和8年)創業の老舗です。店頭の看板では季節のお勧めを表示しておりますが、冬になると同店定番の「むし寿司」の看板が掲げられています。大通りから少し離れた住宅地の中で、地域に根ざして暖簾を守り続けています。
という、天狗寿司さんの外観です。夜訪問のため暗くてすみません。
こちらが冒頭に書いた看板です。冬にお伺いしたので「冬の味覚 むし寿司」の看板が掲げられています。
ということで店内に入りました。まだ寒い日だったので、まずは茶碗蒸しから。出汁がしっかり効いていて、ものすっごく美味しかったです。
そして、おまちかねのむし寿司です。生ものを使わない ちらし寿司っぽいものを蒸籠で蒸し上げたお寿司です。関西方面の食べ物だと勝手に思っていたのですが、店主さん曰く関西発祥ではあるけど、割と日本各地で食べられているそう。知らなかった。
隣の人が頼んでいた、稲荷寿司が気になりオーダー。
そして、〆に何貫か握っていただきます。美味しいし、お話楽しいし最高だった!
ずっと街に根付いているお寿司屋さんだけあって、エリアのことに詳しく、そしてもちろんお寿司にも詳しいのでお話していてとても楽しかったです。私はこういう話を聞きたかったんだ!と頷きながらお寿司を食べていました。常連の方も長く通われている方が多く、そのお話も参考になりました。地域のことを知るのにお寿司屋さんに通うもありだな、なんて思った滞在となりました。
店舗情報
店舗名:天狗寿司
創業年:1933年(昭和8年)
営業時間:11:00 - 14:00
17:00 - 22:00
定休日:なし
住所:東京都大田区中央1丁目8−2 [地図を見る]
公式サイト:公式Facebookページ
