谷ちくわ商店の、竹ちくわ・かつ天・ごま天が美味しすぎた / 徳島 小松島市 明治時代末期創業

紀伊水道沿岸の徳島県小松島市は、古くからの港町として発展し、江戸時代には徳島城築城の一拠点として繁栄。やがて阿波藍を全国取引する豪商の屋敷なども建ち並び、小松島地区は昭和後期の国鉄小松島線廃線・和歌山航路撤退あたりまでは港町として栄えました。小松島の地名は、平安時代に篠原郷(現在の前原・江田付近)に荘園があった仁和寺の所在地である京都・小松郷に因むとされています。阿波狸合戦・金長狸の民話や屋島攻めの源義経上陸地伝説も有名です。椎茸・山桃・蜜柑等の栽培や鱧・太刀魚等の漁業が盛んで、干し海老・縮緬雑魚・竹輪等の特産品や徳島ラーメン・フィッシュカツ等の地場名物も多く、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店が残っています。

明治末期時代創業、源平時代から受け継がれる小松島の竹ちくわの製造・販売を行う 谷ちくわ商店

南小松島駅から徒歩7分ほどの場所にある 谷ちくわ商店。明治末期に谷 八蔵氏によって創業されました。店舗のある小松島の地は、源平合戦の際に源義経が上陸した地で、その時に漁夫たちが作っていた焼きちくわを絶賛した、という歴史が残っています。そんな小松島で、ちくわをはじめとした練り物類を製造・販売されているのが、竹ちくわ商店さんとなります。

という竹ちくわ商店さんの外観。かなり広めの駐車場スペースがあります。 こちらが正面からの図。いやー、大きな店舗!

店内に入りました。様々な練り物が販売されています。もうね、匂いで美味しい伝わってくるんです。

食べたいものが多すぎるので、今回は発送することにしました。どれも美味しそうなので、詰め合わせAセットをチョイス。
ちなみに小松島の焼きちくわに関しては、義経との話がこんな感じで説明されていました。

ということで、ここからは発送した練り物のお話です。こんな感じのパッケージに入ってきます。いつも通りFoodist Linkのタイガシェフの元に持ち込みです。
パンフレットも入れて頂けているのはポイント高い! まずはかつ天から。これは徳島名物フィッシュカツの一種。広島のガンスに近い食べ物ですが、カレー味なのが特徴。

今回はこんな感じで切り分けて食べました。練り物の揚げ物ってやっぱ最高ですよねw。 そして竹ちくわです。

こちらも切り分けて頂きました。味が濃くって弾力があります。美味しいなぁ。
そして鯛入りの豆ちくわです。

竹ちくわと比較すると、鯛の味なのか甘みがあります。こちらはマヨネーズがとっても合いました。 最後がごま天です。ごま天…?

中身はこんな感じです、って分からないですよねw。

こんな感じの薄手のお揚げ的な感じで、胡麻が入っています。これがまた美味しくって。ビールが欲しくなる食べ物ですねw。

最後にパンフレットのご紹介です。 このパンフレットを読む限り、今回名物のほとんどを網羅できる、良い買い方が出来たいみたい(って、セットを買ったので当たり前かもですがw)。
裏側には上述した義経とのお話が。ちゃんと説明してくれるパンフレットが入っていると、お土産にも使いやすいですね。

老舗活動の中で、練り物屋さんも数多く回っていますが、練り物もまた地域の特色が出て面白いですね。かつ天に関しては、西日本に広く分布している、練り物にパン粉を付けて揚げた食べ物ですが、カレー味は珍しい気がします。また、ごま天のような薄手の味が濃い練り物も初めてでしたが、これもまた美味しかった!こういう出会いのある旅は本当に良いなぁ。

——-谷ちくわ商店 基本情報———-
〇創業年  明治時代末期創業
〇営業時間
・7:00-16:00
※無休
〇住所
徳島県小松島市横須町3番59号
(公式サイト)⇒ 徳島県小松島の竹ちくわ|谷ちくわ商店|

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