二本松藩御用達・本家丹波屋の元祖あんぱん、甘くて美味い / 福島 二本松市 1643年創業 (寛永20年)

福島県中通り北部の二本松(にほんまつ)市は、室町初期に奥州探題の畠山高国が居館して地名を二本松と改称し、七代当主が白旗ヶ峯に移城して二本松姓を名乗り、江戸時代は二本松藩領で、地名由来には旅人の目安となる二本の霊松説・古城の四本松城から二本の松を移植説があります。胡瓜・ちょろぎ・茸・葉煙草・林檎・みしらず柿・西念寺柿・無花果・林檎ジュース・麺・凍み餅・多数の銘菓(本練羊羹・木の葉饅頭・玉羊羹・最中拾万石・最中洗心亭・あだたら山の揚げまんじゅう・みそまんじゅう・元祖あんぱん等)・味噌・醤油・清酒・ざくざく(ざくざく煮/ざくざく汁)等の特産品・名物・郷土食があり、市内には老舗の飲食店・和菓子店及び和洋菓子店(多数)・食品会社・醸造所(味噌・醤油・複数の酒蔵)・旅館などが残っています。

1643年創業、二本松藩御用達の菓子店 本家丹波屋 (たんばや)

根崎のバス停から徒歩1分ほど、二本松駅から車で5分前後の場所にある 本家丹波屋。1643年(寛永20年)に、二本松藩主から御用商人として認められ、苗字・帯刀が許され、丹波屋の屋号も頂いたそうです。その当時に、現在・元祖あんぱんとして販売しているものを殿様に献上し、そのおいしさに驚いた、というエピソードも残っています。

という、本家 丹波屋の外観です。暖簾に名物あんぱんとありますね。

お店は角地に立っておりまして、別角度から見るとこんな感じです。

店内に入りました。中々の種類のお菓子が販売されています。

和菓子だけでなく、洋菓子まで販売されています。地域密着型の古い老舗店のあり方、って感じがしますね。

こんな記事の抜粋も。「みんな大好き二本松の和菓子」では、本家丹波屋さんの焼き揚げ団子が挙がっています。

で、今回は元祖あんぱんを購入しました。1口大の、ぱんというより、おまんじゅうって感じの食べ物です。

割った図はこんな感じです。あんこがぎっしり!

材料は、小豆・砂糖・水飴・小麦粉・牛乳・卵など。原材料だけ見ると、そのまんま割とあんぱんですね。

今回はあんぱん目当てに訪問したので、もう1つの名物・焼き揚げ団子は食べられず、でした。二本松の丹波屋さんがあるエリア、とても素敵だったので、また訪問して今度は団子を食べたい〜。

———本家丹波屋 基本情報———-
〇創業年 1643年創業 / 寛永20年創業
〇営業時間
・8:00 – 19:00
※無休
〇住所
福島県二本松市根崎1丁目127
(食べログ)⇒ 本家 丹波屋 (たんばや) – 二本松/和菓子 | 食べログ

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