福島県中通り北部の二本松(にほんまつ)市は、室町初期に奥州探題の畠山高国が居館して地名を二本松と改称し、七代当主が白旗ヶ峯に移城して二本松姓を名乗り、江戸時代は二本松藩領で、地名由来には旅人の目安となる二本の霊松説・古城の四本松城から二本の松を移植説があります。胡瓜・ちょろぎ・茸・葉煙草・林檎・みしらず柿・西念寺柿・無花果・林檎ジュース・麺・凍み餅・多数の銘菓(本練羊羹・木の葉饅頭・玉羊羹・最中拾万石・最中洗心亭・あだたら山の揚げまんじゅう・みそまんじゅう・元祖あんぱん等)・味噌・醤油・清酒・ざくざく(ざくざく煮/ざくざく汁)等の特産品・名物・郷土食があり、市内には老舗の飲食店・和菓子店及び和洋菓子店(多数)・食品会社・醸造所(味噌・醤油・複数の酒蔵)・旅館などが残っています。
1853年創業、二本松有数の歴史を持つ菓子店 玉家玉振堂 (たまやぎょくしんどう)
竹田のバス停から徒歩1分ほど、二本松駅から徒歩20分ほどの場所、通称・家具坂(竹田坂)と呼ばれる二本松家具屋の集積地・竹田エリアにお店を構える 玉家玉振堂。1853年(嘉永6年)に創業した、二本松有数の歴史を持つ和菓子店です。餡にこだわりを持ち、あんこを使ったお菓子を複数作られています。
という、玉家玉振堂さんの外観です。竹田坂を登った角地にお店があります。
竹田坂でない方の入り口です。良い雰囲気ですね。
店内に入りました。羊羹が名物で、バナナマンのせっかくグルメ!!にも登場しています。
プリント最中という珍しい商品も。5個から、という小ロットで受けてくれるのも嬉しいですね。
わけあり商品も売っていました。
そして、二本松名物の玉羊かんも。
こちらは10個入りですね。
で、購入したものその1です。奥州二本松・拾万石です。最中となります。歴史を調べてみると、丹羽家が藩主だった時代の最も繁栄していた時期が10万石だったようです。
袋開けるとこんな感じです。拾万石&玉家の文字が見えます。
二本松名物の玉羊かんも購入しました。こちらは黒糖バージョンです。
二本松に訪問するまで、玉羊かんが名物と知りませんでした。元祖店も残っていたので、そちらは今度紹介します。地元のお菓子屋さんって、やっぱりその土地のことを調べるきっかけになるから、楽しいですよね。
———玉家玉振堂 基本情報———-
〇創業年 1853年創業 / 嘉永6年創業
〇営業時間
・8:00 – 18:00
※月曜日 定休日
〇住所
福島県二本松市竹田1丁目77
(公式サイト)⇒ 玉家玉振堂