日本最古のおでん(関東煮)屋、たこ梅からお取り寄せ / 大阪 中央区 1844年創業 (弘化元年)

大阪市中央区は、大阪の伝統的業務地区で、1989年(平成元年)に110年間続いた旧東区と旧南区とが合併して生まれました。旧東区地域は谷町筋の東側が大阪城・難波宮跡や官公庁街で、北東端の城見には弁天島再開発の大阪ビジネスパークがあり、西側は各種産業の大企業本社が軒を連ねるオフィス街です。旧南区地域は堺筋の東側が問屋街と寺町で西側は心斎橋や道頓堀・千日前・宗右衛門町など難波(ミナミ)の繁華街です。歴史と伝統の町の中に老舗の飲食店・和菓子店などが多数残っています。

1844年創業、日本最古のおでん(関東煮)屋 たこ梅

難波駅から徒歩9分ほど、大阪駅から車で10分強の場所にある たこ梅。1844年(弘化元年)に、岡田梅次郎氏が、たこ甘露煮と関東煮(かんとだき=おでんのこと)の店を創業したことで、その歴史が始まっています。たこ梅の名の由来は、当時・たこと呼ばれるカウンター形式であったこと、梅次郎氏の梅から1文字から来ています。織田作之助、開高健、池波正太郎、吉田健一等々多くの作家に愛されたお店です。自由軒の名物カレーと同じく、織田作之助の「夫婦善哉」にも登場しているお店です。

というたこ梅さんから、関東煮をお取り寄せしました。

こんな感じで具材とお出汁が入っています。湯煎したら食べられますよ。

こちらが具材側。めっちゃ美味しそう!串に刺さっているのは、さえずり(ひげ鯨の舌)です。

温め方はこちらに。お出汁と、火の通りに時間のかかる大きな素材を鍋に入れ、沸騰してから残りの具材を入れて弱火で温めます。

はぁ、最高に美味しい。このクオリティのおでんがお取り寄せできるとか、最高 of 最高ですね。

たこ梅さんの名物である関東煮と、たこ甘露煮の説明も。出汁は鰹だしとさえずりで強火で炊いたもので、継ぎ足しで作られています。

たこ梅さんは、ずっとお伺いしたいと思っているのにお伺いできていないお店の1つで、通販があることを知りすぐに取り寄せました。さえずりが入っているからか、東京のおでんとはちょっと違ったややコッテリした出汁と、手作りの具材等が本当に美味しかったです。これは冬の定番にしたい。公式ECサイトもしくはGOOD EAT CLUBからお取り寄せ出来ますよ。

———たこ梅 基本情報———-
〇創業年 1844年創業 / 弘化元年創業
〇営業時間
・16:00~22:50(LO22:30)
※1/1-1/3 休業
〇住所
大阪府大阪市中央区道頓堀1-1-8
(公式サイト)⇒ でん屋「たこ梅」|大阪・梅田・難波・道頓堀・日本橋|「おでん(関東煮)」と「たこ甘露煮」が名物の老舗です

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です