富山県西部の中心都市である高岡市は、2005年(平成17年)に旧・高岡市と1町とが合併して発足。江戸時代 1609年(慶長14年)に加賀藩主 前田利長が築いた高岡城の城下町として発展し、高岡は利長が築城・開町に際して“詩経”の一節<鳳凰鳴矣于彼高岡(鳳凰鳴けり彼の高き岡に)>に由来して命名したことが地名の由来です。江戸時代に北前船寄港地だったことから昆布消費が盛んで、とろろ昆布・昆布巻・昆布巻蒲鉾・昆布飯・昆布おにぎり等の特産品・地場食品や昆布使用の和洋菓子等が豊富で、市内には老舗の和菓子店・食品店などが残っています。
1870年創業、フランス三ツ星レストランで修業した 高田屋
高岡駅から徒歩13分ほど、新高岡駅から車で10分ほどの場所にある 高田屋。1870年(明治3年)に創業された鱒寿司の専門店です。現在代表を務められている丸山 武氏はフランスの三つ星レストランであるポールボキューズ、ミッシェル・ブラスで修業された経歴を持つ異色の経歴の方になります。高田屋さんへは、地域ものがたるアンバサダーでの7月訪問時にお伺いしています。
という、高田屋さんの看板です。
こちらは店舗正面です。「やっています」の文字が可愛い。売り切れと共に終了のお店で、大体13:00-15:00ぐらいで閉まってしまうそう。
ますのすしは一重と二重があります。
お店の方から、「夏場の鱒寿司は冷蔵庫で冷やしても美味しいですよ」と言われました。そのままランチな僕は試せず。今度試してみたいな。
一重はこんな感じです。イラストのタッチが可愛い。
こんな感じの樽状の入れ物に入っております。
で、オープンです!ひー、いい色だ。
横からの図です。サクラマスの身が結構厚めです。
富山に来ることが増え、毎回のように鱒寿司を食べています。「富山県人は、それぞれ推し鱒寿司屋がある」と噂通り、鱒寿司屋は沢山ありますし、味も確かに違います。正直どれも美味しいため、「私の推しはここ!」まで見つけられていないですが、高田屋さんのもめちゃくちゃ美味しかったです。鱒寿司食べられる人生って最高だよね。
———-高田屋 基本情報———-
〇創業年 1870年創業 / 明治3年創業
〇営業時間
・8:00~売切れ次第終了(目安:13:00~15:00位まで)
※木曜 、 毎月最終日曜 、1/1 、1/2 定休日
〇住所
富山県高岡市南幸町4-16
(公式サイト)⇒ 鱒寿司(ますずし/ますのすし)専門店 高田屋