瀬戸内麺工房なか川の辛辛つけめん 広島流 / 広島 大竹市 1890年創業 (明治23年)
広島県南西部で、山口県境に接する県最西端都市の大竹市は、1954年(昭和29年)に佐伯郡大竹町・小方町・2村・…
続きを読む →広島県南西部で、山口県境に接する県最西端都市の大竹市は、1954年(昭和29年)に佐伯郡大竹町・小方町・2村・1村一部が合併して発足し、南北に長い市域です。古代には遠管郷(おかのさと)と称され、関ケ原戦後に福島正則が亀居城を築き、江戸時代は安芸広島藩主浅野氏家老・上田氏の知行地でした。古くからの地名である大竹の由来には横竹(おおたけ)説・大竹川辺の大滝説等の諸説がありますが未詳です。昭和の戦前・戦中には海兵団・潜水学校等の海軍拠点で、1923年(昭和8年)に新興人絹(後・三菱レイヨン、現・三菱ケミカル)が進出し、戦後は日本初の石油コンビナートが形成され、紙パルプ・化学繊維等の企業が立地する岩国・大竹臨海工業地帯として発展しました。手漉き和紙・手打ち包丁が伝統品で医療用等ゴム手袋製造で知られ、干し牡蠣・麺類(モロヘイヤうどん等)・安芸弥栄(饅頭)・もぶり飯(もぶりごはん:広島県西部から山口県東部で牛蒡・干椎茸・人参・油揚げ等入りの混ぜ飯、大竹は黒豆も入る)・煮ごめ(広島湾沿岸から芸北地方の小豆・野菜煮物)等の特産品・名物・郷土食があり、市内には老舗の食品会社などが残っています。
広島県南西部で、山口県境に接する県最西端都市の大竹市は、1954年(昭和29年)に佐伯郡大竹町・小方町・2村・…
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