五勝手屋本舗の丸缶羊羹と、秋限定・隠の露 / 北海道 檜山郡江差町 1870年創業 (明治3年)
北海道檜山(ひやま)郡は、北海道の旧称あるいは入口を指す渡島を意味する旧渡島国で、1879年(明治12年)の郡…
続きを読む →北海道檜山(ひやま)郡は、北海道の旧称あるいは入口を指す渡島(わたりしま)を意味する旧渡島国(おしまのくに)で、1879年(明治12年)の郡発足以来、江差町(えさしちょう)・上ノ国町(かみのくにちょう)・厚沢部町(あっさぶちょう)の3町が属しています。森林面積が広く、明治期に命名された郡名はヒノキアスナロ(ヒバ)の木に由来するとされ、平安末期には和人が定着していた模様で江戸期は松前藩の和人地でした。日本海に面し、江戸期には北前船が寄港し、ヒノキアスナロ等の交易港や鰊漁場が栄えて民謡の江差追分で知られる江差町は、函館市・松前町と共に道内で早くから開けた地であり、鎌倉時代以前創建と伝わる姥神大神宮は北海道最古の神社です。町名はアイヌ語の“エサウシイ(エサウシ)”(“頭が・浜に・付いている・所”、岬)が由来とされ、“エサシウシ” (食べる・昆布が・付いている・所)説もあります。木工工芸品や各種海産物・烏賊漁火漬・各種銘菓(五勝手羊羹・江差の繁二郎・由蔵ロール等)の特産品・名物があります。/上ノ国町は渡島半島の南西部(松前半島の根元)で道内最古の和人定住地とされ、1560年(永禄3年)頃に開山の上国寺(じょうこくじ)本堂は道内最古の建築物です。蝦夷地支配の安東氏が。15世紀初頭に道南十二館と称される館(たて、砦)を築き、函館周辺が“下之国”で江差・上ノ国周辺が“上之国”と称され、町名由来となっています。稲作・畑作・養豚・近海漁業の町で、生椎茸・生干烏賊・根ぼっけ開き・菜の花油・手作り味噌等が特産品です。厚沢部町は檜山地域南東部で、地名由来にははアイヌ語の“アッ・サム”(楡皮・の傍)説・“ハチャム(桜鳥)”等の諸説があります。町面積の約8割が山林でヒノキアスナロ(ヒバ)自生の北限に近く、林業と農業(メークイン・光黒大豆・大根等)の町です。郡内には老舗の和洋菓子店・食品店などが残っています。
北海道檜山(ひやま)郡は、北海道の旧称あるいは入口を指す渡島を意味する旧渡島国で、1879年(明治12年)の郡…
続きを読む →