松盛堂の名物 高幡まんじゅうが、上品で美味しい / 東京 日野市 1918年創業 (大正7年)

東京都多摩地域南部の日野市は、かつては甲州街道5番目の日野宿が置かれた、農業を主体とした宿場町。地名由来には、武蔵国の国府(現・府中市)の烽火(ほうか、のろし)台による飛火野転訛説・日野宮権現説等の諸説があります。幕末には本陣隣接の天然理心流剣術道場(佐藤彦五郎主宰)で、後に新選組の中心となる近藤勇(局長)・土方歳三(副長)・井上源三郎(六番組隊長)・沖田総司等が出稽古を務めていて、日野出身の土方・井上両名の墓所・資料館は多くの幕末史愛好家を集めています。宅地化が進む中で野菜類・梨・ブルーベリー等の都市農業が盛んな一方、日野自動車本社・工場を始め多数の大手企業事業所・工場や複数の私立大学キャンパスも立地している市内には老舗の飲食店・和菓子店も残っています。

1918年創業、羽村市から高幡不動尊前にやってきた 松盛堂

高幡不動駅から徒歩4分、高畑不動尊前にある和菓子店 松盛堂。元々羽村市で和菓子屋を営んでいたところ、高幡不動尊側から勧めで高幡門前にお店を構えることとなりました。その年が1918年(大正7年)で、松盛堂さんはその年を創業年とされています。

という松盛堂さんの外観。元祖高幡まんじゅうと大きく書かれています。

店頭にはお菓子が沢山並んでいます。高幡まんじゅうが一番人気だそうです。新選組土方歳三・井上源三郎の出身地でもある日野市なので、2人にちなんだお菓子も沢山販売されていますよ。 橋本環奈さんも撮影でいらっしゃったそうで、その時の放送の様子も飾られていました。 ということで買ってきました。種類が沢山あるので悩みましたが、一番人気の高幡まんじゅうを購入。箱が立派…! こんな感じの6個入りです。
こちら黒糖の皮の茶色いほうが粒あんです。 そして白色が漉し餡となります。

高幡まんじゅう、白も茶色もすっごく美味しかったです。上品な甘さとちょうど良い大きさが最高で。遠くまで買いに来た甲斐があった!こういう昔ながらの、程よい甘さのちょうど良いお饅頭ってありそうでないので、東京で買えるのは嬉しいなぁ。日野はちょっと遠いけれどまた来たいです。

———松盛堂 基本情報———-
〇創業年 1918年創業 / 大正7年創業
〇営業時間
・9:00~17:00
※年中無休
〇住所
東京都日野市高幡1-1
(公式サイト)⇒「名物高幡まんじゅう松盛堂」本店 – 高幡不動尊御用達 – お土産の定番

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