高級カステラ五三焼を今に伝える 須崎屋 / 長崎 南島原市 1867年創業 (慶応3年)

長崎県の島原半島南部に位置する南島原市は、2006年(平成18年)に8町が合併して発足。戦国期から江戸初期に治めた有馬氏は、1496年(明応5年)に貴純が原城を築城、義貞・晴信父子はキリシタン大名でキリスト教信者が増加し欧州文化が流入しましたが、幕府の禁教令により直純の代で転封しました。その後に領した松倉父子のキリシタン弾圧により島原の乱が勃発し住民はほぼ壊滅しましたが、乱後に入封した高力氏の復興治世により全国から新住民が入植したとされ、江戸時代は島原藩となりました。トマト・馬鈴薯・苺・早崎瀬戸あらかぶ(カサゴ)・車海老等の農・海産物や島原手延べ素麺・とら巻(餡巻カステラ、島原市ではかす巻)等の特産品・名物があり、老舗の飲食店・和洋菓子店・食品店が残っています。

1867年創業、高級カステラ五三焼を今に伝える 須崎屋

島原港駅から車で20分ほど、長崎空港から車で2時間弱の場所にある 須崎屋。1867年(慶応3年)に、元々長崎で海運業を営んでいた伊藤安次郎氏が、地元の人にカステラを食べさせたいと、現在本社を置く南島原に創業したカステラ専門店となります。須崎屋の屋号は、目の前の須崎湾と開運船須崎丸から取られたそうですよ。

看板メニューである五三焼カステラは、1914年(大正3年)に3代目の伊藤萬吉氏が完成させ、2000年(平成12年)に5代目の伊藤代二氏が平成版にリニューアルし現在の形となりました。五三焼とは、高級カステラの名称で、通常黄身と白身の割合が5対5に対して、黄身と白身の割合を5対3にした、焼き上げるのに高い技術が必要となるカステラとなります。
(五三焼には、5つの味(全ての味)を凌駕するほど美味説や、五三の桐の家紋に由来する等諸説あります。)

今回はお取り寄せで五三焼かすてらを購入。箱からして豪華!

封しているシールも金色で豪華です。期待値上がりますね。

蓋を開けます。箱のフチも金で縁取りされてます。

開けた図。通常のカステラよりも少し黄色みが強いような。黄身が多いからかな。

下の紙をはがした図。須崎屋さんは、このザラメが特徴なんです。しっとりしたカステラ生地の上で力強く主張するザラメ、すっごく美味しいです。

箱には説明書きも封入されていました。歴史が学べるのは良いですね。

五三焼は歴史ある幾つかのカステラ屋さんにのみ伝わっている希少な食べ物で、いつか食べたいと思っており今回通販で購入してみました。カステラをはじめとした南蛮菓子が好きなこともあり。通常のカステラも大好きですが、五三焼カステラのこのしっとり具合は凄くって、いつものカステラ以上にハマりそうです。カステラは日持ちもするので、年末年始のお土産も良いかもですね。またお取り寄せしたいと思います。

↓楽天でも購入できますよ。

 

———須崎屋 基本情報———-
〇創業年 1867年創業 / 慶応3年創業
〇営業時間
※本社機能のため営業時間記載なし
〇住所
長崎県南島原市有家町山川1200
(公式サイト)⇒五三焼かすてらの窯元「須崎屋」

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