築地寿司清の車海老のお寿司を食べながら、いい店だなって思った話 / 東京 中央区築地・築地場外市場 1889年創業 (明治22年)

江戸時代に明暦大火で焼失した浅草西本願寺の代替地(現、築地本願寺)として佃島住人が埋め立てて出来た中央区築地。永らく海軍用地として使用され、その跡地には昭和初期に日本橋から魚河岸が移転し、世界一の魚市場と知られるまでになりました。魚市場が豊洲に移った現在も、場外市場等は多くの買物客や外国人などの観光客で賑わっており、老舗の飲食店なども数多く点在しています。

1889年創業、日本橋から魚河岸と一緒に築地へやってきた 築地寿司清 (すしせい)

築地市場駅から徒歩3分ほど、築地駅から徒歩5分ほどの場所、 築地場外市場内にある 築地寿司清本店。1889年(明治22年)、日本橋に魚河岸があった当時に近藤清助氏が屋台から始まり、やがて店舗を立ち上げたことでその歴史が始まりました。日本橋にあった魚河岸は関東大震災で壊滅的打撃を受け、築地へと市場が移されることになったのですが、その際に寿司清も築地に移られ今も本店を築地に構えられています。現在は日本各地にお店を構え30店舗弱を運営されています(21年5月現在)。

という、築地場外市場本店の外観がこちら。小ぶりの店舗に見えますが、2階席もある、ぱっと見よりも広い店舗です。 店内に入りました。カウンターでいただきます。
今回はおまかせでお願いしました。前菜的に、里芋等を炊いたものが出てきました。出汁が効いてて美味しい。
握りがスタートします。いきなりマグロきました。めっちゃ美味い。 さらにトロが続きます。 イカは塩だけでいただきました。さっぱりしてて良いですね。 失念しましたが、キンメの炙りかな。 青物も新鮮で美味い。 そして赤貝。 最初のマグロ、美味しかったです、と話していたらもう一貫きました。さっと消えて無くなる感じがとても良い。 おそらく鮑と思われるお寿司が来て、 エビが来ました。緑色のはエビの卵です。 さらにエビ。今度は車海老で、まだ海老が動いてい他ので、こんなダイナミックな絵になってますw。 ウニとイクラがやってきます。ウニも変な苦味のない美味しいやつです。 お隣の人がヅケを頼んでいて美味しそうだったので、私も頼みました。ねっとり感が増して美味しいです。 穴子も最高においしくって、口の中で溶けました。こういう穴子、大好き!干瓢巻きラバーとして、ラストはこれで。甘さがちょうど良い!

変な持論ですが、お寿司って1万円を超えるとグッとおいしくなると感じていて、寿司清さんのを食べながら1万円越えの味だな、と勝手に思い込んでいたのですが、お会計は6000円ちょっとリーズナブル。この価格でこの味、めちゃくちゃ良い。両隣ともに常連さんで、一人は東京の端から通われ、もう一人は東京出張の時に必ず寄るんです、とおっしゃってました。少しと送っても通いたくなる常連店の味、最高でした!

——-築地寿司清 基本情報———-
〇創業年 1889年創業 / 明治22年創業

以下は、築地場外市場本店の情報です。
〇営業時間
・月~金:10:00~14:30/17:00~20:30
・土日祝:10:00~20:30
※水曜日 定休日
〇住所
東京都中央区築地4-13-9
(公式サイト) ⇒ 築地寿司清

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