福島県会津地方東部の会津若松市は、1899年(明治32年)に若松市として発足してから再三に亘り周辺町村を編入し1955年(昭和30年)の7村編入時に現市名に変更しました。只見川等の多くの河川が会津盆地で出合い、“川が出合い川船を留める津”から“会津”となり、“若松の森”(蒲生氏郷の故郷である近江国日野の景勝地)に因んで“若松”の地名となりました。赤べこ・会津絵蝋燭等の伝統工芸品や蕎麦・棒鱈・豆麩・飴や饅頭の天ぷら等の各種菓子・清酒・こづゆ・わっぱ飯・馬刺し・鰊山椒煮・ソースかつ丼等の特産品・名物・郷土料理があり、市内には老舗の和洋菓子店・食品店が残っています。
1850年創業、登録有形文化財で酒造りを行う 末廣酒造
七日町中央のバス停から徒歩4分ほど、会津若松駅から徒歩20分ほどの場所にある 末廣酒造。会津藩の御用酒蔵であった新城家の二男である包裕氏が、1850年(嘉永3年)に本家から独立し、初代猪之吉として酒造りを始めたことが創業となります。末廣酒造さんでは代々猪之吉の名を引き継ぎ、その時代に合わせたビジネスを行なわれてきました。家族での酒造りをすることが当たり前だった時代に、杜氏を呼んで酒造りを行う等先進的な取り組みをされてきた老舗酒蔵で、会津ではかなり大きな規模の酒造メーカーとなります。その長い歴史の中で多くの蔵等を造られてきました、2018年(平成30年)には関連する9つの建造物が国指定登録有形文化財認定されています。
という、末廣酒造さんのDr.野口カップを購入しました。買って初めて知りましたが、野口英世は会津の人だったのですね。
少し横からどうぞ。近代の偉人のラベルロゴって良いな。
もう1つ購入したのがしゅわりんです。名前から分かる通り炭酸系の日本酒ですが、しゅわ、の響きから連想されるように、微炭酸系となります。
アップでどうぞ。人魚が泳いでいますね。水玉模様も可愛い。
ボトル裏側です。アルコール度数2.5-3.5%と低アルコールで、微炭酸で甘酸っぱめなごくごく飲める系の日本酒です。従来の日本酒をイメージするとちょっと不思議な印象になるかもしれませんが、新しいカテゴリーのお酒としてとても美味しいと思いました。これはまた飲みたいぞ。
末廣酒造さんのしゅわりん、個人的には相当ヒットでした。見つけたらまた買うと思います。今回は購入だけでお伺いできていないので、文化財登録された9つの建物見物含め、1度ぜひ遊びに行きたいです。会津若松は行きたい老舗店が溜まっているんだよなぁ。
↓しゅわりんは、楽天でも購入できますよ。
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———末廣酒造株式会社 基本情報———-
〇創業年 1850年創業 / 嘉永3年創業
〇営業時間
・9:30-16:30
※無休
〇住所
福島県会津若松市日新町12−38
(公式サイト)⇒ 末廣酒造株式会社