宗家くつわ堂の、瓦クランチチョコ / 香川 高松市 1877年頃創業 (明治10年)

香川県の県庁所在地である高松市は、江戸時代は高松松平家(水戸徳川家の分家)が治める高松藩の城下町として、瀬戸内海に面する港町として栄えました。高松の由来には高松郷(現・古高松地区)辺の大きな高い松による等の諸説がありますが、1588年(天正16年)に豊臣秀吉家臣の生駒親正が高松郷西方の現在地に築いた城が高松城と称され城下町の地名にもなったようです。日本三大水城の一つである高松城(玉藻城)址・栗林公園・仏生山法然寺・屋島等の観光名所が多数あります。香川県は、“讃岐うどん”で知られて生産量・消費量が日本一の“うどん県”ですが、高松市にも老舗のうどん店等の飲食店・和洋菓子店・食品店が多数残っています。

1877年頃創業、香川銘菓・瓦せんべいの製造販売を行う 宗家くつわ堂

高松駅から徒歩6分ほどの場所にある 宗家くつわ堂。1877年(明治10年)頃に、 田村正一氏が創業した瓦せんべいが名物の和菓子店です。香川県は、うどん県として知られるように小麦の生産が多く、和三盆の生産でも知られる町で、その2つを使って作られたのが瓦せんべいとなります。

という、宗家くつわ堂さんの外観です。商店街の中にお城っぽい外観のお店が登場します。

店頭の看板です。朝生菓子と、瓦せんべいを使った瓦クランチチョコを推していました。

店内に入りました。定番の瓦せんべいはディスプレイに並べられています。

ヤドンコラボを頑張っている香川県なので、瓦せんべいYADONというコラボ版も売っていました。
ちょっと遠目からの写真になっちゃいましたが、瓦クランチチョコはこんな感じで積まれていました。

ということで、今回は瓦クランチチョコを買ってきました。
蓋を開けたところに説明書きが。瓦せんべいを砕いて混ぜ合わせてクランチを作っています。
開けてみるとこんな感じで個包装されて入っています。
一つ取り出してみました。
こんな感じです。普通のクランチチョコよりも、ザクザク感強めで美味しいです。
パンフレットも入っていました。合格せんべいなんて、縁起が良くて良いですね。

高松市内には複数の瓦せんべい屋さんがあり、それは創業者の田村正一氏の「良いものを作れば皆が真似をして同じものを作ってくれる、それが讃岐の名物として広まっていけばそれでよい」という考えがあったからだそう。面白い考え方ですね。
ちなみにくつわ堂と名のつくお店は、1867年創業・くつわ堂総本店さんがあります。同じ田村正一氏が創業しており関連のある会社ですが、詳細は語られておりません。どちらかが暖簾分け店ということなのでしょうか。

↓瓦クランチチョコは、楽天でもお取り寄せできますよ。

 

——-宗家くつわ堂 基本情報———-
〇創業年  1877年頃創業 / 明治10年頃創業
〇営業時間
・8:00-18:00
※1/1定休日
〇住所
香川県高松市兵庫町4-3
(公式サイト)⇒ 高松の和菓子屋 銘菓 瓦せんべいは高松土産におすすめ|宗家くつわ堂 |

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