白石興産、白石温麺を買う / 宮城 白石市 1886年創業 (明治19年)

宮城県南部で蔵王連峰麓の白石(しろいし0市は、かつての陸奥国苅田郡で県内最南端の市です。市名由来には、アイヌ語の“シュラウシ”(石が多い所)転訛説・白い“神石”説等の諸説があります。白石三白(さんぱく)と称される白石温麺(うーめん)・白石和紙・白石葛(小原の寒葛)や弥次郎こけし・干し柿(枯露柿)・蔵王牛等の特産品・名物があり、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店などが残っています。

1886年創業、東北初の本格製粉から「マル白 白石温麺」を次代へつなぐ 白石興産

JR白石駅から徒歩5分ほど、東北自動車道・白石ICから車で10分前後の場所、白石市大畑に本社・工場を構える 白石興産株式会社。1886年(明治19年)10月に、鈴木富太郎氏らが郷土産業の振興と白石温麺の改良を目的に「白石興産商会」を創業したことに始まる老舗です。白石温麺(しろいしうーめん)は江戸時代初期、白石城下の鈴木浅右衛門(のちの味右衛門)氏が、胃を病んだ父のために油を使わない短い麺を作ったとされる白石の郷土食です。白石興産は1889年(明治22年)に東北初・全国でも数少ない本格製粉工場を設立し、1892年(明治25年)には宮内省への温麺献上、1894年(明治27年)にはシカゴ万国博覧会への出品・受賞など、温麺文化の振興を牽引してきました。工場直売店「角万(かくまん)」ではだるまマークの「マル白 白石温麺」をはじめとする乾麺類を販売。2010年にヨシムラ・フード・ホールディングスのグループ入りを経て、現在は「白石うーめん応援団」の取り組みを通じて白石温麺を次世代へつなぐ活動も続けています。

という、白石興産さんの白石温麺です。コピーに「チュルっと、短い」とある通り、少し短めの素麺的な食べ物です。パッケージを開けた図です。1束が100gで一人前ですが、短い分束が太くて沢山あるように見えますね。素麺・冷麦との1番の違いはこの「短さ」と、あとは製法に油を使わない点です(素麺・冷麦は手延べの場合は油を薄く塗る)。
2人前茹でたので多めですみません。太さ的には素麺より冷麦よりかな。喉越しさっぱりで、短いからチュルっといけます。
乾麺の歴史はさほど詳しくないのですが、歴史的には素麺 > 白石温麺 > 稲庭うどんで、素麺の製法が白石温麺を産み、稲庭うどんが白石温麺の影響を受けた説もあるそう。この辺り歴史を掘り下げたくなりますね。と、白石興産さんはシカゴ万博に出品するほど明治期から温麺振興に動いてきた歴史があるのが胸熱です。次は角万の直売店に行かねばです。

店舗情報

店舗名:白石興産株式会社

創業年:1886年(明治19年)

営業時間:9:00 - 17:00(工場直売店「角万」)

定休日:日曜日・祝日・年末年始・お盆・土日不定休

住所:宮城県白石市大畑一番1-2 [地図を見る]

公式サイト:白石温麺(しろいしうーめん)・うどん・そば製造販売 | 白石興産

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