なが餅笹井屋の なが餅は、なが餅系で現存最古 / 三重 四日市市 1550年創業 (天文19年)

三重県北部(北勢地域)の四日市市は、県内最大人口の市で、明治以降に伊勢湾北西部の四日市港を中心に商工業が発展して高度成長期には多数の石油化学系企業が立地した、中京工業地帯を代表する県下最大の商工業都市。イオングループ(旧・岡田屋→ジャスコ)の創業地です。戦国時代の領主であった赤堀氏により“四”の付く日に市が立ったことが市名の由来。各地域で稲作・園芸・果樹・畜産が盛んで、萬古焼(半磁器)・日永団扇・伊勢茶・大谷知素麺・志ぐれ蛤・卯十郎金時(豆)・なが餅・太白永餅・清酒等の特産品・名物があり、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店が数多く残っています。

1550年創業、地域に広がるなが餅系最古のお店 なが餅笹井屋

元町のバス停から徒歩4分ほど、近鉄四日市駅から徒歩14分ほどの場所にある なが餅笹井屋。1550年(天文19年)に彦兵衛氏によって創業された なが餅の専門店です。なが餅とは、四日市・鈴鹿・桑名辺りで見られる細長い餡子入りのお餅なのですが、なが餅笹井屋さんの説明によると、本店が置かれている”勢州日永(ひなが)の里”から取られたお名前であり、彦兵衛氏が創り出したものとのことです。そのため元祖なが餅と名乗られていらっしゃいます。

このお餅は砥石の形に似ているため砥餅(ともち)と呼ばれたり、牛の舌に似ていることから牛の舌餅と呼ばれていたものになるのですが、同じく砥餅や牛の舌餅と呼ばれていた桑名にある安永餅(1634年創業の永餅屋老舗さん江戸時代創業の安永餅本舗 柏屋さんの2社が販売)と形状がとても似ています。それぞれの関係は分かりませんが、創業年でいうとなが餅系を販売するお店としては今回ご紹介のなが餅笹井屋が最古店となります。

というなが餅笹井屋の なが餅です。こちらは三重テラスで購入しています
こちらはこの裏側です。 包装紙を取ると、こんな感じのお菓子が出てきます。いやー、三重県出身者にとってはとても懐かしい!

1つ取り出しました。名前の通りながいお餅です(日永の永なので意味違いますがw)。 袋から出すとこんな感じです。少し硬くなったら、オーブンで炙ると香ばしくなって違う楽しみ方が出来ます。 パンフレットも入っていました。元祖なが餅と書かれています。
裏側にはなが餅の由来が。現在は十五代目のご主人だそうです。歴史あるなぁ。

桑名育ちの私にとっては、四日市のなが餅よりも桑名の安永餅のほうが身近な食べ物で、そもそも長い間、似た食べ物が四日市にあることすら知りませんでした。だったので、初めて見て食べた時びっくりしたんですよね。似すぎているとw。しかも歴史的にはなが餅笹井屋さんのほうが長かったという。地元にも知らないことが沢山ありますね。四日市には1868年(慶応4年)創業のなが餅販売店・太白永餅さんもあります。太白永餅さんのも早く食べてみたい!

なが餅笹井屋さんのなが餅は公式サイトからお取り寄せできますよ。

——-なが餅笹井屋 基本情報———-
〇創業年 1550年創業 / 天文19年創業
〇営業時間
・8:30~17:30
※火・木 定休日
〇住所
三重県四日市市北町5-13
(公式サイト)⇒ なが餅笹井屋

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