長野県松本市は、戦国時代に小笠原氏の築城とされる松本藩 松本城（戦国時代は深志城）の城下町。市の中心市街地一帯は古くは湿地帯由来の深瀬郷（深志郷）・荘園由来の庄内等と称され現在も女鳥羽川を挟んだ北深志・南深志や庄内・本庄の地名が残っています。戦国時代に武田氏に敗れた元信濃守護職の小笠原氏が旧領回復に際し“待つこと久しく本懐を遂ぐ”として“待つ本懐”を略して松本に改称したとの通説があります。戦災を免れた松本城（天守閣は国宝・城址は国史跡）始め多数の城郭・1876年(明治9年)竣工の旧開智学校（国宝）・あがたの森文化会館（旧制松本高等学校）等の旧跡・建築物が多数残り、自然景勝地や浅間・白骨等の温泉地にも恵まれ観光・行楽客で賑わっています。林檎・葡萄・西瓜・松茸の農産物や味噌・清酒・蕎麦・野沢菜漬・山賊焼・各種和菓子等の名産品・郷土食品も多く、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店が多数残っています。

1920年創業、富山出身のご主人が立ち上げた鰻店 桜家

JR松本駅から徒歩12分ほど、松本城から3分ほどの場所にある鰻店 桜家。1920年（大正9年）に創業された、オリンピックイヤーに100周年を迎える老舗店です（オリンピックが2020年に無事実施されれば、ですが…）。桜家さんは、鰻屋さんとして有名なだけでなく、持ち帰り・通販で販売されている”うなぎ笹むし”でも有名なお店。今回は持ち帰りで笹むしを買ってきました。

という桜家さんの外観。旅館かのような大きな外観です。 今回はうなぎ笹むしを持ち帰りで買ってきました。晩御飯にお蕎麦を食べていたのでｗ。 蓋をオープンするとこんな感じです。昭和50年に3代目のご主人が、安曇米のもち米と信州の枕詞でもある笹（美鈴）を使った名物を作れないかと発明されたそう。
こんな感じで笹に、筒状の御飯が包まれています。 半分に割ると中に鰻が入っています。桜家さんは、蒸し工程を入れない関西方式で鰻を焼かれているそう（といっても、笹むしはそのあと蒸してますがｗ）。これはあれですね、最高に美味いチマキだ。

中には説明書的なものも封入されていました。

前半戦は笹むしについて。通常は冷凍状態で購入ですが、今回はお店で温めてもらっております。

冷凍で購入した場合は、蒸し器で20分ほど蒸してください、とのこと。

名物である”うなぎ笹むし”、かなり美味しいチマキって感じがしてすっごく美味しかったです。これ、お取り寄せもしてみたいな（20分間蒸すのが若干手間っぽい感じはあるものの）。楽天等の通販でも購入可能なので、ホームパーティー等の時に買ってみようかと思います。

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———うなぎ割烹 桜家 基本情報———-
〇創業年　1920年創業 / 大正9年創業
〇営業時間
・11:00～14:00／17:00～21:00
※月曜日 定休日
〇住所
長野県松本市大手4-9-1
（公式サイト）⇒うなぎ割烹　桜家【長野県松本】の和食処 | 独自の味・うなぎ笹むしもご利用ください。通信販売もしております。