川村佐平治商店の鉄砲不動漬 / 千葉 成田市 江戸中期創業

千葉県北部の成田(なりた)市は、“成田国際空港”を擁する空港・観光都市であり、都内・千葉市方面のベッドタウンです。地名由来には、豊作期待の“熟田(なるた)”転訛説や雷多発の“鳴田(なるた)”転訛説等の諸説があります。伝統産業の煉瓦・鬼瓦や米・蓮根・薩摩芋(紅あずま等)・落花生・クリーム西瓜・豚肉等の特産品があり、瓜鉄炮漬・淡水魚佃煮・鰻料理・羊羹等の名物があって、成田不動周辺を中心に市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店などが点在しています。

江戸中期創業、地元千葉産のきゅうり・瓜を使って鉄砲漬を作る 川村佐平治商店

成田山前のバス停から徒歩4分ほど、成田駅から徒歩12分ほどの場所にある 川村佐平治商店。江戸中期に佐平治氏が、その当時旅館の副産物として出されいた鉄砲漬を加工し、名産品としたことが始まりだそうです。鉄砲漬とは、瓜の真ん中をくり抜いて紫蘇の葉を巻いた唐辛子を火薬に見立てて詰める漬物で、千葉県の名産品となっています。

という川村佐平治商店さんの外観です。看板には鉄砲不動漬本舗とあります。

店内に入りました。鉄砲漬が沢山並んでいます。基本は瓜がベースになっています。

最近はこんなのあるのね、が鉄砲漬ごぼう入り。これ、絶対美味しいやつだな。

他には、こんにゃくてっぽうなるものの。こちらは瓜の代わりが蒟蒻で、中に牛蒡が入っています。

そして金山寺味噌も売っていました。寺町によく似合う食べ物ですよね。

ということで、鉄砲漬を買ってきました。

今回は一番一般的な瓜に紫蘇の葉&唐辛子のタイプです。

切り分けるとこんな感じです。漬物なので、そもそもしょっぱめですが、中の紫蘇と唐辛子がまたガツンと来て美味しいです。

鉄砲漬は何度か食べていますが、これが千葉の名産だとは知りませんでした。確かに東京来てから初めて食べたかも。味濃いめで、ご飯と食べても良いですし、お酒のアテにも良いと思います。ごぼう入りのは未食ですが、きっと美味しいよなぁ。

↓川村佐平治商店さんの鉄砲不動漬は、楽天だとふるさと納税で出ていますよ。

 

———-鉄砲不動漬本舗 川村佐平治商店 基本情報———-
〇創業年 江戸中期創業
〇営業時間
・9:00-17:00
※3・4・6・7・8・10月の第三月曜日 定休日
〇住所
千葉県成田市仲町381
(公式サイト)⇒ 川村佐平治商店

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