青森県西部(津軽地方)の弘前(ひろさき)市は、江戸時代は弘前(津軽)藩領で、町村編入・合併を経て現市となった青森市・八戸市に次ぐ県内3番目の都市です。かつては高台の城地や多くの鷹生息地が由来とされる高岡あるいは鷹岡(鷹ヶ岡)と称され、弘前には広大な地勢からの広崎転訛説・十三岬の呼称だった尾閭(びろ)ヶ崎(尾閭は十三岬から松前までの海の呼称)転訛説等の由来説がありますが、弘前への改称理由と共に不詳です。林檎生産量が全国一(25%)で、林檎加工品・嶽きみ(玉蜀黍)・寒造り干し餅・麩・麩菓子(パンダのうんこ・ジャンボー等)・銘菓(竹流し・バナナ最中等)・つがる漬・清酒等の特産品・名物や、けの汁(粥の汁)・じゃっぱ(あら)汁・棒鱈と蕗の煮つけ・筍と身欠鰊の炒めもの・筍田楽・貝焼き味噌・津軽蕎麦等の豊富な郷土食があります。市内には多数の老舗が残っています。
1884年創業、和菓子屋として創業し洋菓子店も開設した ラグノオささき
弘前駅から徒歩20分ほど、車で8分前後の場所にある ラグノオささき 弘前百石町本店。1884年(明治17年)に、和菓子さゝきとして創業されました。1954年(昭和29年)に会社を設立し店名を銘菓のささきに、1958年(昭和33年)には洋菓子店・ラグノオを開店され、1969年(昭和44年)には社名を株式会社ラグノオささきとされています。ラグノオは酪農の津軽訛りと誤解されることが多いですが、エドモン・ロスタン作の戯曲シラノ・ド・ベルジュラックに登場する菓子職人の名前、ラグノー(ラグノ、ラグノオ)からとられたとのこと。すみません、私も今回調べるまで誤解をしておりましたw。
という、ラグノオさんの本店外観です。本社ビルの1Fが店舗になっており、店頭販売と喫茶スペースがあります。
店内はこんな感じです。りんご系お菓子を中心に、ものすごい種類のお菓子が並んでいます。
この夢みる果樹園シリーズ、貰ったことがあるのですが、めっちゃ美味しかった!
本店は洋生菓子も販売されており、喫茶スペースで食べることもできます。
ということで、アップルパイとアイスコーヒーをオーダー。私フルーツは普段あまり食べないのですが、アップルパイは好物なのです。
アップルパイをアップで。いやぁ、幸せ度が上がるな。
ここからはお土産シリーズです。まずはアップルカスターフジ、というアップルパイのお菓子です。
箱裏側はこんな感じ。青森県産のふじで作ったシロップ漬けとカスタードクリームをパイで焼いています。
中身はこんな感じです。少しだけオーブンで温めると香ばしくなって美味しいです。30日日持ちするのも嬉しい。
そして、狙っていた気になるリンゴも買ってきました。
こんな箱に入っています。気になるぜ!
箱を開けると丸い形のパイが入っています。
切り分けるとこんな感じ。ふじが丸ごと一個入っております。このインパクトよ…!
気になるリンゴは、初めてみた時のインパクトが忘れらず絶対買ってくる!と狙っていたお菓子でした(運ぶの面倒で発送はしてますがw)。インパクトあるし、美味しいし、値段も1000円弱と手頃だし、日持ちも45日と長いし、かなり使いやすいお土産だと感じています。今度ホームパーティーか何かで使いたいなぁ。
↓気になるリンゴは、楽天でお取り寄せできますよ。
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——-ラグノオささき 基本情報———-
〇創業年 1884年創業 / 明治17年創業
〇営業時間
・8:00~19:00
※火曜日 定休日
〇住所
青森県弘前市百石町9
(公式サイト)⇒ ラグノオ