割烹をざわ、うなぎたたき & 地物の鯵をお刺身で / 千葉 千葉市 1916年創業 (大正5年)

千葉県中央部の県庁所在地である千葉市は、千葉ポートタワーが建つ千葉港を擁し、京葉工業地帯の一角を成し、アジア地域有数の国際見本市で有名な幕張メッセが所在し、東京のベッドタウンでもあるなど多種多様な機能が集積した都市です。千葉の地名が現れる最古の文書は万葉集で、数多くの葉が繁茂する意味から土地・子孫繁栄祈願の地名ともされています。江戸時代は大半の佐倉藩所領の他は小藩・天領・旗本知行地等で、千葉佐倉街道(千葉街道)・東金御成街道の宿場町でもあり、登戸浦・曽我野浦(現・中央区)は江戸末期頃から海運業が盛んとなり江戸へ年貢米・海産物を運ぶ拠点でもありました。首都圏の近郊農業地として米・落花生・人参・葡萄・梨等の栽培や酪農も盛んです。なめろう・さんが焼等の鰯料理も名物で、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店などが残っています。

1916年創業、川魚問屋として始まった 割烹をざわ

葭川公園駅から徒歩6分ほど、千葉駅から徒歩11分ほどの場所にある 割烹をざわ。1916年(大正5年)に川魚問屋として創業し、現在は川魚に強みを持つ割烹として営業をされています。フロア毎に特徴のあるお店となっており、2Fはお食事どころとして昼はランチ・夜は居酒屋的な性格のあるお店に、3F以上は個室・宴会場メインの割烹料理店で会食・接待等に使われるお店となります。

という、をざわさんの外観です。看板に電気がついておらず、営業中かちょっと不安になりました。

入り口に行くと明かりが。電話してお伺いしたので、営業時間だとわかりつつも、ちょっとだけ緊張したのは秘密です。

入り口の看板です。一番右側に「創業大正五年」とあるのは、分かりやすくて嬉しいですね。

店内に入りました。今回は2Fでのお食事です。1P目は、をざわさん自慢のうなぎのコーナーです。

うなぎのメニューには、「うなぎたたき」なるものが。白焼きをポン酢風味で味つけたものだそう。美味しそうだ。

夜お伺いだったので、居酒屋的なメニューも複数置いてありました。地物の鯵が食べられるの、めっちゃ嬉しい!

ということで、今回はうなぎたたきをメインに定食的なセットを頼みました。

こちらが、うなぎたたきです。うなぎにポン酢もめっちゃ合うのね、とわかった瞬間でした。この食べ方はさっぱり感じてとても良い。

そして、あじの作りもオーダーしました。千葉に来ているのですもの、やっぱり鯵を食べないと。適度な脂分に癒される美味しさでした。

千葉市は近いにも関わらず、老舗訪問が出来ていなかった県庁所在地の1つでした。が、ようやく訪問が叶った感じです。千葉市の老舗訪問が少なかったのは、単純にあまり見つけらなかったから、なのです。千葉市の老舗訪問数も増やしたいので、ご存じの方、どしどし情報下さいませ。

———-割烹をざわ 基本情報———-
〇創業年 1916年創業 / 大正5年創業
〇営業時間
・11:00 – 13:00
・17:00 – 21:00
※火曜日 定休日
〇住所
千葉県千葉市中央区中央1丁目2−12
(公式サイト)⇒ 割烹 をざわ|千葉市・千葉駅のうなぎ屋・和食。ランチ、ご飯、宴会

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