富山最古の蒲鉾店・女傳かまぼこの細工かまぼこ / 富山 富山市 1850年創業 (嘉永3年)

富山県の県庁所在地である富山市は、2005年(平成17年)に旧・富山市と6町村とが合併して発足しました。47都道府県庁所在地中2位の総面積は県の約3割で、1市町村が都道府県に占める割合では全国一となっています。米・梨・葡萄・イチジク等の農産物や富山湾のホタルイカ・シラエビ・ズワイガニ・寒鰤等の豊富な魚介類が特産です。かつては神通川に遡上していた鱒による鱒寿司が名産で、市内には多数の製造・販売店があり、“月世界”等の和洋菓子店・“満寿泉”等の酒蔵や飲食店なども多く、老舗が点在しています。

1850年創業、富山最古の蒲鉾店である 女傳(おなでん)かまぼこ

北新町のバス停から徒歩3分、富山駅から20分弱の場所にある 女傳かまぼこ。1850年 (嘉永3年)に、傳右ェ門氏が富山湾から水揚げされた魚で蒲鉾製造を始めたことが創業となります。時の富山城主・前田利友公にも献上をし、その際に女傳と屋号を定められたそうです。富山といえば昆布文化でも有名な街で、昆布巻き蒲鉾も有名ですが、こちらは二代目傳右ェ門改め初代傳一郎氏が創作したものだそうです。
※私は地域ものがたるアンバサダーの富山アンバサダーに選んで頂いており、女傳かまぼこさんの商品は8月に訪問、6月に購入しております。

という女傳かまぼこさんの外観です。周りに蒲鉾屋さんの看板が複数ある地域でしたが、他社さんはもう営業されていない場所が多いようでした。残念…。

店内に入りました。ディスプレイはこんな感じ。購入しようとしたのですが、店員さん不在で購入できず…。

という、女傳かまぼこさんは富山駅構内にも店舗を構えていらっしゃるので、富山駅の店舗で購入して来ました。

こちらがディスプレイ。全部美味しそう…!

細工かまぼこも複数置いてありました。「手作りでそれぞれ顔が違うから、好きなのを選んでください」とのことでした。悩むなw。

ということで、今回はこの4品を買ってきました。

女傳さんは近年KAMA BOKOというスティックタイプの蒲鉾を複数出されており、こちらが売れ筋とのこと。複数フレーバーありましたが、今回は白海老とチーズをチョイス。

一本取り出すと、こんな感じです。

小さめサイズの白海老が丸っと入っています。チーズとも良く合っていて、ビールのおつまみにも、おかずにも使えそう。

今回はお店でお勧めされるがまま購入したのですが、鱧入りの柔らかい蒲鉾・白雪が購入物その2になります。

そのまま、もしくは、わさび醤油が合う感じでした。

そして赤巻きです。富山かまぼこの大定番の1つですね。

この色味、素敵よね。むちむちしていて美味しかったです。

そして、ラスト富山といえばの細工かまぼこです!今回は鯛を買ってきました。特にめでたいことも無かったんですけど、おめでたい話があったと思ってみてください。

小さめサイズだったので4等分に切り分けて食べました。どこから切るかちょっと悩んじゃいました。無意識に目の箇所は切らないように気をつけてみたりw。

富山のかまぼこ文化も色々調べてみたものの1つで、まずは食べることから始めてみましたw。細工かまぼこは、私が子供のころ頂いた記憶があるのですが、とてつもなく大きくて、食べ終えるのに苦労した記憶が残っています。前に砺波市の天野餅店さんで、「お餅もかまぼこも頂いたら切り分けて、近所にお裾分けするもの」と聞いたのですが、だからあの大きめサイズだったのですね。今度お祝い事に大きいの買って、誰かに分けたいなぁ。と、あらかじめ知っていたら元祖の昆布巻きも買ってきたのですが、これを書く時に女傳かまぼこさん発祥だと知ったため買い漏らすという…。次回訪問時に買ってきて追記します!

↓女傳かまぼこさんの蒲鉾は、楽天でも購入できますよ。

 

———-女傳かまぼこ 基本情報———-
〇創業年 1850年創業 / 嘉永3年創業
〇営業時間
・9:00~17:00
※水曜・日曜 定休日
〇住所
富山県富山市新川原町5-19
(公式サイト)⇒ 女傳かまぼこ

1件のコメント

  1. かまぼこ文化がとても根付いてるのだなあと思った話
    姉に富山出身の同級生がいました。
    その方の結婚披露宴の引き出物に、
    大きな魚の形をしたかまぼこが入っていたそうです。
    富山県には、たくさん美味しいものがありますね。
    お話を読んでいると、現地で美味しい体験をしたくなります。

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