小川屋味噌店の金山寺味噌で野菜を / 千葉 東金市 1848年創業 (嘉永元年)

千葉県中東部の東金(とうがね)市は、1954年(昭和29年)に山武郡(山辺郡・武射郡統合)東金町が近隣2村各一部を編入し市となり、1993年(平成5年)の近隣町境界変更を経て現市域となって、東京都・千葉市等のベッドタウンでもあります。最福寺境内の山陵が鴇(とき)の頭に似ているとして称された鴇ヶ峯が鴇が根(とうがね)に転訛し、家康初来訪の折から東金町と称したとされます。植木(造形木)・苺・葡萄・味噌・金山寺味噌・銘菓(ゆず羊羹・磯最中・台方のくず餅等)等の特産品・名物があり、市内には老舗の料理店・和菓子店・食品店などが残っています。

1848年創業、製麹業から始まった 小川屋味噌店

福俵駅から車で9分ほど、東金駅から車で12分ほどの場所にある 小川屋味噌店。1848年(嘉永元年)に、東金で製麹業として創業し、その後に味噌・醤油製造まで拡大されています。小川屋味噌店はかつて大手屋(おおてや)と呼ばれていたそうです。東金には徳川家康が鷹狩に訪れた際に建てられた御殿があり、その御殿の表門付近が小川屋味噌店さんの発祥地があることから、その門の名から大手屋と呼ばれたそうです。

という、小川屋味噌店さんから金山寺味噌を購入しました。金山寺味噌は戦後・1945年から専業醸造されているとのこと。

金山寺味噌は嘗(なめ)味噌で、そのままでも食べられますが、やっぱり野菜に付けて食べるのが好きです。食べる野菜量が増えちゃいますよね。

金山寺味噌は醤油の原型となるものを生み出した(金山寺味噌から出た液体がたまり醤油となった)、とされる日本においてとても重要度の高い食べ物です。現在では発祥地である和歌山と千葉県で多く製造されています。2008年には和歌山県岩出市の根来寺旧境内から、400年以上も前の金山寺味噌が発見され話題になりました。こういった昔ながらの食品が今に伝わっているのも日本ならでは、ですよね。

↓小川屋味噌店さんの金山寺味噌は、楽天でも購入できますよ。

 

—— 小川屋味噌店 基本情報———-
〇創業年   1848年創業 / 嘉永元年創業
〇営業時間
・本社機能のため割愛
〇住所
千葉県東金市小沼田1662-5
(公式サイト)⇒ 金山寺味噌・甘酒・もろみなど 麹とともに、生きていく。 | 創業170余年 小川屋味噌店

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