関東うなぎの横綱 東の尾花と称される尾花の鰻は、ただ最高だった / 東京 南千住 1868年創業 (明治元年)

荒川区南千住は、江戸時代に品川・四谷内藤新宿・板橋と共に江戸四宿の一つとして栄えた千住宿(日光街道の江戸を発って最初の宿場町)が拡大して加えられた南宿(下宿)が起源。明治時代以降、隅田川の舟運と鉄道貨物基地の陸運を接続する物流の要所の一つであり、大日本紡績(ニチボウ、現・ユニチカ)と旧・鐘淵紡績(カネボウ)の2大工場が立地する工業の町としても発展しました。昭和末期からはJR南千住駅東側の旧国鉄貨物駅跡地から旧汐入地区にかけて大規模再開発が進められ超高層集合住宅等も建ち並んでいます。この町にも老舗の飲食店が残っています。

1868年創業、東の尾花 西の野田岩と称される鰻店 尾花

南千住駅から徒歩5分ほどの場所にある 尾花。1868年(明治元年)に文京区 音羽で創業し、明治末期に現在の地 南千住に移られたそう。尾花さんはミシュラン獲得店であり、南麻布にある寛政年間創業 野田岩さんと共に「東の尾花 西の野田岩」と並び称される鰻の名店です。

こちらが尾花さんの外観。お屋敷のような入り口です。

入ると右側に稲荷神社が。神社が敷地内になる老舗店は初めてかも。

こちらが入り口です。尾花の大きな文字が貫禄ありますね。

こちらがメニュー。うな重以外に、うざく、うまき、焼鳥、鯉あらい、柳川等々充実しております。

やってきました、うな重です。この美しさよ…。あんまり変わらない写真ですがもう1枚。
鰻は、過去食べたほどなくふっくらしていて、タレは甘みと辛みのバランスが最高でした。この鰻、好み過ぎる…。

肝吸いはこんな感じ。肝の生っぽさがあって美味い。
世の中に完璧な鰻屋さんがあるとすると、尾花さんはかなりその一つに近い気がしています。鰻の焼き上がりの美しさ、鰻のふっくら感とその味、接客、素晴らしい店舗とその雰囲気、と、必要なものが全てある。土日は行列が出来ると聞いていますが、このお店には子供も連れていきたいなぁ。絶対再訪する、と決めているお店です。

——— 尾花 基本情報———-
〇創業年 1868年創業 / 明治元年創業
〇営業時間
・[火~金]
11:30~13:30
16:00~19:30
・[土・日・祝]
11:30~13:30
16:00~19:30
※月曜日 定休日
〇住所
東京都荒川区南千住5-33-1
(食べログ)⇒尾花 (おばな) – 南千住/うなぎ [食べログ]

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