札幌市北西部の西区は、1972年(昭和47年)に札幌市の政令指定都市移行に伴い西区となり、南区に次ぎ市内2位の面積で、手稲山源流の琴似発寒(ことにはっさむ)川を境に、東側一帯の旧琴似町地域(発寒を含む)と西側一帯の旧手稲町地域から成っています。古くからアイヌ民族居住地で、1857年(安政4年)に幕臣主従が発寒に、1872年(明治5年)に仙台藩白石城主だった片倉氏主従が宮の沢(旧手稲町一部)に、1875年(明治8年)に最初の屯田兵が琴似にそれぞれ移住し、以降は全国からの移住が進み村から町となりました。複数の工業・鉄工・木工団地が立地し、琴似屯田兵村兵屋跡や白い恋人パーク(石屋製菓本社・工場)等の遺跡・観光施設があります。白い恋人・いも風味・北海道バターリッチ等の名物菓子があり、区内には老舗の和菓子店・和洋菓子会社などが残っています。
1918年創業、日本で初めてスイートコーン缶・シリアル・コーンフレークを作った 日本食品製造
琴似駅から徒歩2分ほど、札幌駅から車で13分前後の場所にある 日本食品製造こと日食。1918年(大正7年)に、戸部 佶 (ただし)氏が創業した食品加工メーカーです。戸部氏は1910年初頭より日本の食生活改善のため欧米の食料品研究をおこなっており、その過程で生まれたのが日本食品製造合資会社となります。1925年に渡米し、穀類加工や缶詰製造技術を学び、日本で初となるスイートコーン缶の発売や、コーンフレーク・シリアルの製造を手掛けられています。
という日本食品製造さんのプレミアムコーンフレーク ストロベリーを購入しました。プレミアムラインなだけあって箱が綺麗です。
箱の横側です。いちご果汁・北海道のてんさい糖で味付けをしたコーンフレークです。
箱の逆サイドです。日本食品製造さんの歴史が書かれています。
で、中身です。見た目はストロベリー感がそんなにないかもしれませんが、ほのかな甘味と酸味があって、しっかりいちご味です。コーンフレークは甘すぎて苦手、という方にこそ食べて欲しい味です。
コーンフレークが日本では北海道発祥だ、と言われれば、コーン作ってるのが北海道なんだからそりゃそうだ、なのではありますが、その歴史を作ってきたのが日食さんだったのですね。先駆者が切り開いてくれたからこそ、今のマーケットがあると思うとグッときますね。今回購入したプレミアムコーンフレークは、ストロベリー以外にもビートシュガー&シロップ、ビターチョコの3種類あります。忙しい朝のプチリッチご飯として常備したくなりました。他のフレーバーも買ってみようと思います。
↓プレミアムコーンフレークは楽天でも購入できますよ。
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—— 日本食品製造合資会社 基本情報———-
〇創業年 1918年創業 / 大正7年創業
〇営業時間
・8:30 – 17:30
※土曜・日曜 定休日
〇住所
北海道札幌市西区八軒1条西1丁目2−10
(公式サイト)⇒ オートミール製品・商品のご案内 | 日本食品製造合資会社