夏見屋で、鴨せいろ&じゃこご飯の完璧なランチ / 千葉 船橋市 1923年創業 (大正12年)

千葉県船橋市は、日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征の折に市内の海老川に船で架橋したことが地名の由来となる場所(諸説あり)。中世は海老川河口の港が栄え、江戸時代は佐倉街道(成田街道)等の宿場町として賑わいました。明治以降は軍都・習志野の近郊として軍将校等が居住し、兵隊相手の産業も発達し、東京の富豪などの別荘地・高級住宅地も生まれています。県庁所在地・千葉市に拮抗する商業都市で、ららぽーと・IKEA等の商業施設が多数立地する商業地・繁華街や中山競馬場(中央競馬)等の娯楽施設が賑わっています。JR船橋駅からの駅前通りや旧宿場町の本町通りが古くからの繁華街で、老舗の飲食店も残っています。

1923年創業、モダンにリニューアルされた蕎麦店 夏見屋

京成中山駅を出てすぐ、下総中山駅から徒歩6分ほどの場所にある夏見屋。1923年(大正12年)に、石井栄次郎氏によって創業されたお蕎麦屋さんです。現在は他店で20年ほど修業をされた4代目の石井善幸氏によって運営されています。

という夏見屋さんの外観。4代目に代替わりされた2014年にリニューアルされたそうです。おしゃれ外観!

夏見屋の看板のアップ。フォントも可愛い。
店外に掲載されていたメニュー表がこちら。夜は居酒屋的な使い方もできそうです。 店内に入りました。お昼メニューはこんな感じ。気になったのは鴨せいろで「絶妙な火加減で鴨に火を入れました」の文字。そんなの頼むしかないじゃないですか。 ということで鴨せいろ1600円と、じゃこご飯300円をオーダー。昼から豪華に行っちゃいました。

蕎麦は一目で美味いとわかります。

この鴨のつけ汁、濃厚でめっちゃ美味しかった! じゃこご飯も、なんだか京都にでも来ている気分になれる美味しさでした。
最後にやってきた蕎麦湯。とろみが多め濃いめな感じでした。 モダンな外観に、モダンなお蕎麦で、老舗お蕎麦屋さんというよりは、最近のトレンドを取り入れたオシャレお蕎麦屋さんに来たような感覚でした。代替わりがうまく行ったからこそ、なんでしょうね。そんな新しい雰囲気を纏ったお店ではありますが、昔から来ていると思われる常連さんと思われる方もいて、なんだか事業承継の成功例をみているかのようでした。昔ながらを守る老舗店も素晴らしいですが、代わりで変わり続けられる老舗店もまた素敵ですね。近くに行ったらまた行きたい!

——- 夏見屋 基本情報———-
〇創業年  1923年創業 / 大正12年創業
〇営業時間
・11:30~15:00
・17:30~22:00
※火曜日定休日 (祝日は営業)
〇住所
千葉県船橋市本中山1-8-15
(食べログ) ⇒ 夏見屋 – 京成中山/そば [食べログ]

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