和洋菓子ながかわで、立山とうふ・おにぎり地蔵 / 富山 中新川郡立山町 明治中期創業 (1800年代後半)

富山県東部(呉東:呉羽山より東の地域)で富山地区の中新川(なかにいかわ)郡は、1896年(明治29年)に上新川郡からの分離で行政区画郡が発足し、当時は後の滑川市・富山市一部(常願寺川以東)も含んでいましたが、現在は上市町・立山(たてやま)町・舟橋村の2町・1村が属しています。立山町は1954年(昭和29年)に同郡雄山町・立山村等5村合併で発足し、昭和中期3回の近隣村編入や一部の上市町への分離・交換を経て現町域となり、町域過半が常願寺右岸で川を挟み富山市と接しています。立山の名は屏風のようにそびえ立つことからとされ、鋸のような姿からの太刀山転訛説もあります。こしひかり・えのきだけ・立山ポーク・米粉うどん・立山権現かん餅・煎餅・立山の水・昆布〆・鱒寿司等の特産品・名物があります。郡内には老舗の飲食店・和菓子店・製菓会社・醸造会社などが残っています。

明治中期創業、立山にちなんだ菓子作りを行う 和洋菓子ながかわ

五百石駅から徒歩6分ほど、富山駅から車で30分ほどの場所にある 和洋菓子ながかわ。明治時代中期(1800年代後半)に、まんじゅうやとして創業され、現在は4代目のご主人・長川 元俊さんが洋のテイストを取り入れた和洋菓子を製造・販売されています。地域ものがたるアンバサダーの8月訪問時にお伺いしています。

という、和洋菓子ながかわさんの外観です。フルーツ系の大福にも力を入れているよう。

店内に入りました。ディスプレイのお菓子が並んでいます。

全部で6種類ある、立山とうふが名物です。

洋菓子も並んでいます。美味しそうだなぁ。

壁側には、組合員のお店にある標準化工賃表が。伝統ある富山の餅も載っています。針せんぼ、名前は聞いたことあるけどメニューとしては初めて見ました。

立山とうふを購入しようとしたところ、立山民謡おにぎり地蔵というお菓子も発見。せっかくなので、こちらも購入しました。

で、購入したのがこちらの2つです。

まずは立山とうふから。栗味を購入しております。

豆乳を使ったもっちりした生地に、栗を使った餡。美味しいですねぇ。

そしてこちらが、おにぎり地蔵。わかめ餡を購入しました。

おにぎり、というだけあって、皮部分は米粉を使って作られています。

中にはワカメを使った餡が入っています。塩気がちょうど良くって美味しい!

和洋菓子なかがわさんの立山とうふ、立山民謡おにぎり地蔵、どちらも美味しかったです。おにぎり地蔵のほうは全く未知のお菓子で、他にあった梅餡・こんぶ餡も気になりました。富山的には昆布を買っておくべきだったと今更思ったりw。また機会があればお伺いしたいです。

↓立山とうふは、楽天でもお取り寄せ出来ますよ。

 

———-和洋菓子ながかわ 基本情報———-
〇創業年 明治中期創業 (1800年代後半)
〇営業時間
・9:00-19:00
※不定休
〇住所
富山県中新川郡立山町五百石67
(公式サイト)⇒ 和洋菓子ながかわ トップ

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