紹介制・村上開新堂の1年待ちクッキーと洋菓子 / 東京 半蔵門 1874年創業 (明治7年)

皇居の西端にあり甲州街道に通じる千代田区の半蔵門は、江戸時代に門の警護をした徳川家家臣の服部正成・正就父子の通称「半蔵」に由来することが定説となっています。この甲州街道(麹町通り・新宿通り)沿いの麹町地区やその北側の番町地区には老舗の飲食店や洋菓子店などが残っています。

1874年創業、紹介制でクッキーと洋菓子を販売する村上開新堂

半蔵門駅から徒歩2分程度、麴町駅から10分程度の場所にある村上開進堂。1874年(明治7年)に、初代である村上光保さんが麹町の地で創業されました。村上光保さんは、元々内省大膳職(宮中のお食事係)の職を務めたのち、横浜外国人居留地で洋菓子の修行を行ったのちに創業をしており、日本の洋菓子の開祖のような方となります。

こちらが村上開進堂さんの入り口。事前に会員の方が予約をしておく仕組みとなります。

クッキーと洋生菓子を販売されている村上開進堂さんですが、クッキーは1年ほどの待ち時間が必要です。ようやく手に入れられたので、更新です。いやー、期待値あがりますね!

包装紙をとるとこんな感じです。西洋菓子 東京 開新堂の文字が可愛い。 

大きめの缶1.5万円を購入しています。物凄いたくさんの種類が入っております。

上をアップで。どれも美味しそう…!

こちらが蓋を開けた図。基本は素朴な味なのですが、全部きちんと作られている感じがあって、物凄く美味しかった…!

村上開新堂さんはクッキーだけでなく、洋生菓子も販売されています。こちらはもう少し待ち時間が短いです。2019年だと当日でも在庫があれば購入可能でした。こんな感じの可愛い袋に入っています。

こちらがパンフレット。ピンクで統一された、かわいい中にもカッコよさがあるデザインです。

パンフレットの中では、村上開進堂さんの歴史が解説されています。プレゼントで渡す際に、これぐらいきっちりと説明があると有難みが倍増しますよね。
と、脇にそれましたが、こちらがお菓子です。こちらも可愛い感じのパッケージ。

包装紙を開けると、お菓子の説明ペーパーが封入されてました。

開けるとこんなパッケージ。どこまでいっても可愛いし、かっこいい。お菓子の説明はこんな感じで説明されています。シンプルでミニマルなデザイン。では、お菓子を開けます。いやー、テンション超あがる!!!2つだけ寄り写真も撮りました。いやー、写真でみても美味しいw。

村上開進堂さんを語る時、「わりと普通だよ」と語る人が多いです。クッキー、洋菓子共に食べてその意味がよくわかりました。奇をてらったことはしていなくって、ただただキチンと作っている、ある種普通が王道となった味でした。普通を極めたら物凄く美味しくなりました、的な味。このクオリティは本当に凄いので、定期的に購入しようと思います。

——-村上開新堂 基本情報———-
〇創業年 1874年創業 / 明治7年創業
〇営業時間
9:00~17:00(クッキー・ゼリー)
11:00~17:00(生菓子・お料理)
※紹介制 / 第1第3土曜・日曜・祝日 定休日
〇住所
東京都千代田区一番町27
(公式サイト)⇒ 村上開新堂 MURAKAMI KAISHINDO

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