静岡県中部で大井川が市内を貫流する島田市は、1948年（昭和23年）発足の旧・島田市（旧・志太郡島田町）が、2005年（平成17年）に榛原郡金谷町と合併して現市となり2008年（平成20年）に榛原郡川根町を編入しました。地名由来は、島田は大井川中洲の島を開墾したから、金谷は巌室神社三祭神の内の金山彦命（かなやまひこのみこと）から、との説もあります。明治初年に失職の旧徳川家臣等が現牧之原市：菊川市にかけての牧之原台地を開墾して全国有数の大茶園地帯となり、緑茶（島田茶・金谷茶・川根茶）が特産で、島田漬（粕漬魚）や黒大奴（くろやっこ）・小まん頭・お茶羊羹等の銘菓が名物です。菜飯田楽（金谷）等の郷土料理がある市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店が残っています。
1926年創業、地元名産・川根茶を使った菓子づくりで知られる 三浦製菓
家山駅から徒歩7分ほど、静岡駅から車で1時間ほどの場所にある 三浦製菓。1926年(大正15年)に、三浦栄一氏が榛原郡下川根村(現、島田市川根町)にて三浦製菓店を創業したことでその歴史が始まっています。三浦製菓さんのある川根町の名産である川根茶は、江戸初期から収穫され年貢として納められていた歴史のあるお茶ブランド。三浦製菓さんは、そんな川根茶を使った各種お菓子を製造・販売されています。
という、三浦製菓さんから3種類の羊羹のセットをお取り寄せしました。
左から、川根の柚子羊羹、本練羊羹、お茶羊羹の3種類になります。
せっかくなので3種類を出した図も並べてみました。柚子、お茶の色味が綺麗…！
お茶羊羹はこんな感じです。お茶っ葉が中に入っているのが確認できますね。
お茶羊羹は、お茶の渋みと甘味と、白餡ベースの餡子の甘味のハマり具合がよく、ほっとした気分になれるお菓子でした。ザ・日本テイストな感じがあってとても好き。川根の山奥で採れる柚子を使った柚子羊羹は、酸味と甘味のバランスがとても美味しかったです。どちらもコーヒーとも合いそうだな、なんて思いました。常備菓子にしたいw。お取り寄せは公式サイトから出来ますよ。
↓楽天だと、ふるさと納税で出ています。
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———三浦製菓 基本情報———-
〇創業年 1926年創業 / 大正15年創業
〇営業時間
・8:30-17:30
※日曜日・水曜日 定休日
〇住所
静岡県島田市川根町家山717-5
（公式サイト）⇒株式会社 三浦製菓